2026.09.02
硬さ試験片の特許について
弊社はアルミニウムの熱処理の専門メーカーです。
熱処理後の製品検査の中には「硬さ試験」があります。
その「硬さ試験機」が正常な数値を示しているかは、「硬さ基準片」を測定して基準値に適合しているかどうかで判断します。
そして、実際に「硬さ基準片」を測定するのですが、JIS規格のルールとしては前回に測定した穴(くぼみ)から少し距離を離す必要があります。
理由は、くぼみの周辺に加工硬化が生じたり、くぼみの周辺が盛り上がったりするためです。
その距離はくぼみの平均直径(d)の3倍です。「3d」とも表記します。鋼などでは2.5dと言われることもありますが、アルミニウムの測定については3d以上が基準となります。
弊社では「硬さ基準片」は既製品を購入していますが、アルミニウムのための硬さ測定はアルミニウムの方が良いと考え、アルミニウムの硬さ試験片を使用しています。
その時に、あらかじめ「硬さ試験片」に線を引いておいて、それを目安に測定することで早く楽に作業ができるため、それについての特許を申請し、無事に特許を取得することができました。
登録番号は「特許7144034」です。
これについて何かご質問等がございましたら、ご連絡をいただければと思います。
アルミニウムの熱処理についても、お問い合わせを受け付けております。
よろしくお願いいたします。
(記事作成:森)


