軽くて加工がしやすく、耐食性、熱伝導性も良い、等々、多くの理由でさまざまな用途に使われているアルミですが、その強度を増すためにいろいろな合金元素を加えたり、加工したりという方法がとられます。 T5・T6と呼ばれる方法もアルミの特性を活かすことに非常に役立ちます。 弊社の熱処理施設は、厳密な管理の元、 セラミックファイバーの保温材の利用や上・中・下3カ所別々に制御出来る温度管理など品質の均一化にすぐれています。 また、大型の電気炉により、大量の製品を短期間で仕上げることが出来ます。 もちろん少量のロットにも、様々な設備で迅速に対応いたします。
炉内の壁はレンガでなくセラミックファイバーを使用しています。これにより、熱を逃がしにくいレンガの場合には難しかった微調整の効く温度調整が可能になっています。 セラミックファイバーを使用した場合、ヒーターの取り付けが困難でしたが、弊社の技術で解決しました。(特許取得済) ヒーターは6段、炉内の温度測定は上・中・下の3カ所で測定し、別々に温度制御をすることが出来ます。 また、大型の内部熱風循環ファンにより、炉内の温度分布が均一となり、製品のバラツキが押さえられます。 この炉は、大手メーカー等、多くのお客様にも弊社から納入させていただいております。