今週は、お客様から砂焼きのご依頼がありました。
アルミ熱処理後に、湯口の切断をしましたが、製品が安定せず
切断の作業は、少し苦労してしまいました。
しかし、治具を製作して製品を安定させることができ切断
する事が出来ました。それから仕上げ、バリの除去を行いました。
また検具を使用しての湯口の高さ確認を行いました。
熱処理でご要望がございましたら、お気軽にお問合せ頂ければと
思います。宜しくお願い致します。
今週は、お客様から砂焼きのご依頼がありました。
アルミ熱処理後に、湯口の切断をしましたが、製品が安定せず
切断の作業は、少し苦労してしまいました。
しかし、治具を製作して製品を安定させることができ切断
する事が出来ました。それから仕上げ、バリの除去を行いました。
また検具を使用しての湯口の高さ確認を行いました。
熱処理でご要望がございましたら、お気軽にお問合せ頂ければと
思います。宜しくお願い致します。
今週は、アルミ板7075材のT5とT6の熱処理の御見積依頼がありました。
アルミ製品の7075材は製品の形状によって熱処理条件が異なります。
今回は板材ということで、T5につきましては特に熱処理規格はございません
が製品の冷間加工や内部の歪みを取り除くためということでしたら、温度条件
を弊社技術資料に基づいてご説明させて頂きました。
また、T6は溶体化処理と時効化処理にて御見積させていただきました。
A7075材で上記の熱処理条件以外でもお客様ご指定の温度条件がございまし
たら弊社で御見積をさせていただきますので、お気軽にお問合せを承ります。
宜しくお願いいたします。
アルミニウムについて、腐食性などの機械的性質は、色々な元素を加えたアルミニウム合金とすることである程度は目的に合ったものにすることが可能です。
また、それに加えて熱処理などの調質をすることで強度の調整も可能です。
そして、軽量のアルミニウムに強度を求めて作られたのがジュラルミンと言われる合金です。
A2017 ジュラルミン
A2024 超ジュラルミン
A7075 超々ジュラルミン
という分類になり、A2017はT4、他の2つはT6等を行うことにより強度を調整します。
A7075に関しては、熱処理の時間が長いために納期もそれなりにかかります。
弊社の場合には、ご連絡をいただければ炉の予定を調整いたしますので、入荷時点から熱処理を開始することも可能です。
アルミニウムの熱処理や納期など、何か気になることがございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。
アルミニウムの熱処理後は、だいたいすぐに納品になります。
15年以上前は在庫を持つ企業様も多かったのですが、最近は在庫は極力減らす方針の会社が多くなっています。
在庫を多く持つと流動性の低い資産を持つのと同様になり、経営の資金を無駄にするという面もありますし、在庫を持たないという目標から加工のスピードを上げる努力をすることで生産性が増すという結果も出てきます。
そのようなこともあり、朝に熱処理が終わったものを午後に出荷ということも珍しくありません。
工場内には出荷倉庫があり、熱処理が終わった製品を置いていますが、何日もそこにある製品はあまりありません。
急ぎでは無いお客様が、近くに来た時に引き取るという場合など、状況によりますが長く置いてあるものもあります。
今のところは、製品の回転も早いので出荷倉庫がいっぱいになるということはほとんどありませんので、こちらでしばらくお預かりすることも可能になっています。
「早めに熱処理をしておきたい」というご希望がございましたら、お気軽にご相談いただけばと思います。
よろしくお願いいたします。
弊社のアルミニウムの熱処理炉は、炉内の空気を撹拌しています。「熱風循環」「熱風撹拌」等の呼び方がありますが、高温の炉内の空気の撹拌を行っています。
お風呂に入る時に、上の方が熱いと思ったら下の方は冷たかったということがあると思いますが、炉内も同様で、何もしていないと熱い空気が上に行き、冷たい空気は下に行くため、炉内の上下で温度差が出てきます。
ヒーターのスイッチを入れていると自然に炉内で対流は起こりますが、上下の温度差はかなりあります。
500℃の設定にしたときには、上部で500℃として、下部では200~300℃ぐらいだったりします。
それを、内部で空気を撹拌することにより、空炉で上下の温度差が3℃以内になるように炉の設計をして製作しています。
炉は自社で開発したものを使用していますので、過去の経験を活かした構造になっています。
500℃ぐらいの温度になりますと、空気の密度が低くなり(熱膨張し)、体積あたりの重さも軽くなります。
そのため、撹拌ファンも普通の扇風機のような形状ですと空気の静圧がないために炉内に製品がある状態ですとうまくいきません。
撹拌ファンの形状や回すスピードなども炉の構造上の重要な要素になります。
また、撹拌ファンを上に設置するか下にするかということもありますが、弊社はすべて上に取り付けてあります。
下の場合には、製品が落ちたり砂型鋳物の砂が落ちてきてしまうためにファンが壊れたりうまく回らなかったりすることがあります。
細かい網を張って予防することもありますが、その場合には風量が落ちてしまいます。
また、ベアリングに油をさしたり交換するなどのメンテナンスも大変です。
それらの理由から、ファンはすべて上部に設置をしております。
炉の構造は見学も出来ますので、ご要望があればご連絡をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。