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炉内循環ファンについて

2012.08.02
炉内循環ファンについて

弊社のアルミ熱処理用の電気炉には、すべて炉内の空気を撹拌するファンがついています。

炉内の空気の温度は、温度が高くなるにつれて上下の温度差が大きくなるため、「熱風循環ファン」と呼ぶもので撹拌しています。

そのため、500℃付近でも炉内の温度は±3℃以内という高性能の炉になっています。

また、ファンの位置は天井部となっています。中央で吸い上げて周囲から下に行くという流れです。

下部にファンがある炉の場合、構造的には簡単なのですが、製品が落ちた場合や砂などの影響でファンが壊れることがありますので、上部ファンの方が安心できます。

ファンの形状は風圧を上げる構造になっていますので、500℃ぐらいで軽くなった空気もしっかりと炉内を循環させることが可能です。

このファンの循環もまた熱処理炉には重要なポイントです。

アルミニウムの熱処理について、何かご不明な点などございましたら、いつでもお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。