2022.11.30
実体(実態)測定の動画を作成しました。
実体測定は、実態測定と表記する場合もあります。
アルミニウムの熱処理を行う時に、実際に製品の温度を測定することで精度が高まります。
弊社の炉を参考にして説明します。
2022.11.23
アルミニウム板材の熱処理について
アルミニウムの板材の熱処理で、変形が起こるのはT4・T6処理になります。
T5処理の場合には、応力除去の目的がありますので変形が起こりますが、目に見えるレベルの変形ではありません。
焼鈍(焼きなまし)の場合には、製品が軟らかくなりますのでセットしている治具などが曲がっていると変形が起こり易くなります。
板材の熱処理による変形はやってみないとわかりませんが、厚さが5ミリ以下ですと変形する場合が多いです。
どのように治具に製品をセットすると変形しやすいなど、色々なパターンがあります。
また、製品にリブなどが入っている形状ですと変形は少なくなります。
板材の変形対策として、鉄板で製品を挟んで処理も行いますがそれでも変形は起こります。
変形が起こってしまった場合には、ハンマーや油圧プレス機を使用して修正を行う事もあります。
アルミニウム熱処理について、ご質問等ございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2022.11.16
アルミ熱処理の作業予定表
弊社では、アルミニウムの熱処理は炉の使用予定を考えて、作業予定表に記載し、その予定通りに作業を進めていきます。
お客様の中には、定期の量産品で、2カ月先までの熱処理日程をいただいているケースもございます。
熱処理を行う対象炉が空いていれば、すぐに処理をする事が可能ですが、タイミング良く空いているケースは多くありませんので、事前にご連絡をいただければ幸いです。
工場は24時間稼働となっていますので、お急ぎの熱処理がある場合には、ご連絡をいただければスケジュールを調整して極力早く仕上がるようにいたします。
小さな製品を1個だけ急ぎで熱処理をしてほしい、というご要望にもお答えできるような体制でお待ちしておりますので。納期のご相談だけでなく、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2022.11.09
11月は品質月間です。
毎年、11月は品質月間です。今年で第63回です。
弊社でも、工場と事務所に旗とポスターを掲示しております。11月からスタッフ全員、バッジを付けて作業をしております。
日頃より、品質の維持や向上を意識しながら作業をしておりますが、この機会に改めて品質や日頃の作業などを見直していこうと思います。
アルミニウムの熱処理は、硬さを規格内に入れる事はもちろんですが、炉内の温度分布や昇温時間の短縮など考えなければなりません。また、製品の詰め方や変形・キズや打痕などに注意を向けなければなりません。また、アルミニウムの熱処理は、実際に処理をしてみないと何とも言えない事もあります。その為、弊社では、週1回スタッフ全員で勉強会を行い、実体測定やいろいろな材質のテストピースなどを使い、試験をしております。
今後も、お客様の役に立ち、喜んで満足していただけるよう、品質の維持や向上の為にスタッフ一同で取り組んでいきます。アルミニウムの熱処理や矯正など、何かございましたらいつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。
2022.11.02
ISO審査
ISOの審査の時期がきました。
弊社ではISO9001と、ISO14001の認証を取得しています。
ISO19001は、2006年3月に取得しており今回は定期審査をおこないます。前年度の更新審査でも大きな問題などなくスムーズに更新することができましたので、本年度も問題なく審査が済むと思います。
そしてもう一つの規格ISO14001は、2020年2月に取得しました。
こちらは環境改善目的の規格で、弊社では電気炉を使いますので電気使用量の削減が一番難しくもありやりがいのある内容になります。
それから工場内外の整理整頓にも力を入れて環境整備を進めています。
昔からのお客様には「いつも綺麗にかたずいているね」とお褒めの言葉をもらうこともありました。
この状態を維持できるようにしていきたいと心掛けています。
今回更新審査ですので最後までしっかりと準備をして審査にいどみたいと思います。
アルミニウムの熱処理で何か気になることなど御座いましたらいつでもご連絡お問合せください。
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