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社内の勉強会

2020.07.29
社内の勉強会

弊社では、毎週1回の勉強会を開催しています。

「トヨタ式コストダウン」や「整理整頓」、「経営について」などの本を各自が読んできて発表しています。

そして、それを聞いた人が「どう思ったか」という事についてコメントを述べます。

それにより、書籍の知識の理解が深まって行きます。

実際の現場作業において、色々な工夫がされています。

「うまくいっている人から学ぶ」

「具体的な事例を知る」

というのも、とても大切な事と思います。

また、その時間に社内の問題点を話し合ったり、ISO9001やISO14001の勉強会も行っています。

知識力のアップだけでなく、お互いにコミュニケーションを取ることで仕事も円滑になっていきます。

共通の知識、共通の認識によって、よりスムーズに業務を行うことが出来ます。

アルミニウムの熱処理に関するご相談も、いつでも受け付けておりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

2020.07.15
砂焼き処理について

弊社では、鋳物のシェルの中子を除去するための砂焼き処理もおこなっております。

砂焼きの場合は電気炉の中に砂が落ちるため、除去する作業が大変ですがご依頼をいただいております。

砂焼き処理をおこなうときには、製品の形状や砂の量によって加熱温度・保持時間が変わりますので、最初は試験を行って確認をした方が良い場合があります。

また、砂焼き後に砂の色が白くなってサラサラと落ちればいいのですが、ところどころに黒いままの砂が残っている場合には温度・保持時間の見直しが必要になります。

だいたい、480~510℃で3~5時間ぐらい温度を保持することで砂がサラサラと落ちるようです。

砂焼きで砂を落としたら、そのままT6処理を行う場合もあります。

アルミニウムに関する熱処理等のご質問等ございましたら、いつでもご連絡いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

2020.07.15
フォークリフトについて

弊社はフォークリフトを3台使用しています。第一工場は、1.8tエンジンフォーク・2.0tバッテリーフォーク。第二工場は、1.5tバッテリーフォークを使用しています。

製品の詰め替えの用意・片付やトラックへの積込みなどフォークリフトがないと仕事になりません。ダンボールや小さな製品もありますが、弊社で扱っているアルミ製品のほとんどが木やプラスチックの板パレットに並べてあるか、パレティーナに並べて詰めてあります。その為、社長も含めてスタッフ全員がフォークリフトの免許を取得しています。

長年、使用した為、あちこち傷んできてしまいました。先日、1年に1回の年時点検があり、担当の方から「今後の修理などを考えると買い替えを考えてはどうか」とお話をいただきました。社内で検討して第一工場の2台のフォークリフトを買い替える事になりました。あちこち傷んで、イスなどボロボロになってしまいましたが、毎日よく働いてくれている2台のフォークリフトに本当に感謝をしております。

 

アルミニウム熱処理についてご相談などございましたらいつでもご連絡いただければ幸いです。宜しくお願い致します。

2020.07.08
アルミニウム大全

 

アルミニウムに関する書籍は色々と買っていますが、この「アルミニウム大全」というのはまだ読んだことが無かったので購入しました。

熱処理については、「時効熱処理」について項目をひとつとって詳細に解説されています。

今までの参考書よりも図や写真が多いと感じました。

また、元の文献の長いであろう文章をコンパクトに要点をまとめていることもあり、非常に濃い内容となっています。

合金の成分によって違いが生じることについても表などでわかりやすく書かれています。

材料の選び方や溶接など、ふだんは関わっていないことについてもたくさん書かれています。おそらく、それらも内容が充実しているのだろうと思います。

色々な文献を読んだりJISの規格を参考にしながら、アルミニウムの熱処理に関する知識を深めていくようにしています。

お問い合わせに関しても随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

2020.07.01
アルミ熱処理における製品の変形について

アルミニウムの熱処理を行うときに、変形することがあります。

それは、同じ材質でも製品形状の違いによって変形の程度は異なります。

見た目ですぐに変形が分かればいいのですが、形状によっては分かりづらい製品もあります。

その為、弊社では熱処理を行う際は事前に変形について確認させていただき、矯正作業を行う場合もあります。

矯正作業は、溶体化処理で水冷してすぐにハンマーで叩いて寸法を出す作業です。

変形の原因は主に、高温で熱処理しているときに製品に荷重がかかり曲がってしまう場合と、水冷時に変形してしまう場合があります。

矯正作業は水冷後、時間と共に製品も硬くなっていきますので、叩いた際の割れなどを防ぐために4時間以内に終わらせます。

アルミニウムの熱処理でご相談などありましたら、お気軽ご連絡をいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。