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作業の立ち会いについて

2023.05.31
作業の立ち会いについて

お客様より、アルミニウムの熱処理のご依頼を受けた際に、

「実際に熱処理するところをみせてもらえないか。」

「製品を治具にセットするところ見たい。」

「矯正作業に立ち会いをしたい。」

という要望が良くあります。

その場合には、ご希望の日程について打ち合わせをさせていただき作業開始時間を決めます。

例えば、矯正作業の立ち会いの場合には溶体化処理の直後に行いますので、お客様が来社される時間に合わせて炉から出る様に予定を立てます。

矯正作業については、寸法や曲がり具合などを確認してもらい、その場で「矯正基準書」を作成して承認をいただく場合もあります。

矯正基準書とは、どの面のどのスキマゲージを使用するか、ガタツキはどこを確認するのか等がわかるように、製品ごとに作成し矯正作業時は掲示しています。

立ち会いついては、量産試作の時や実体温度測定時によく依頼を受けます。

アルミニウムの熱処理で、ご不明な点などございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

(記事作成 横田)

2023.05.24
マグネシウム合金の熱処理について

弊社は、アルミニウムの熱処理を主に行っておりますが、今まで他の素材の熱処理のご依頼をいただき、熱処理をさせていただきました。

プラスチックやコンクリート製品の耐熱試験・表面の乾燥状況の確認などです。

ここ最近は、マグネシウム合金についてのお問合せやご相談が増えております。マグネシウム合金は、アルミニウムよりも軽く、カメラのボディやノートパソコン・スマートフォンなど一般的な素材として認知度が高いと思います。自動車部品としては、ステアリングやエンジンなどの用途もございます。

私の中でマグネシウム合金の熱処理は危険と思っておりました。実際にマグネシウムは発火しやすい特徴がございます。特に細かい粉末状態ですと簡単に燃えてしまいますので、切削作業などの作業は取扱いを気を付けなければなりません。また、燃えているマグネシウムに水をかけると激しく燃焼したり、水素爆発を起こす危険性もございます。ただ、通常の熱処理では、そのような危険はございません。

先日もお問合せをいただいた新規のお客様からのご依頼で、AZ31材の板材をアニール処理させていただきました。

アルミニウムは、もちろん、それ以外の素材などでの熱処理のご依頼やご質問などございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)

2023.05.17
熱処理炉と治具の寸法について その②

皆様こんにちは。

ゴールデンウイークは、皆様どうすごされましたでしょうか。私はほぼ庭の雑草と戦っておりました。

さて今回の記事ですが、前回に続いて治具の寸法について説明いたします。

前回4段バスケットについて説明いたしましたが、今回は3段バスケットの寸法について説明いたします。

Φ1,190×H515mm×3段になります。

直径は4段バスケットと同じです。

高さが515mmですので、4段バスケットの400mmより高さがありますので、約100mmほど高い製品を入れるのに適しています。

このように色々な治具がありますのでご参考にしていただければ幸いです。。

お見積りや、質問等ございましたらお気楽にご連絡ください。

(記事作成 丸山)

 

 

 

 

 

 

2023.05.10
アルミ熱処理のご相談

今週も新規のお客様から数件、お問い合わせのご連絡をいただきました。

ご相談の中には、熱処理をしないで矯正作業のみといった内容のご相談も以前ありました。

その場合にはお客様と連絡を取りながら内容の詳細確認を行い、必要であれば図面や写真を送っていただき、社内で協議したうえで回答させていただいております。

また、お見積りをさせていただく時に、基本的には運賃は別途とさせていただいております。

製品の荷姿や重量、送り先などが事前にわかる場合には、お見積りの中に含める事も可能です。

その他にもセンサー(熱電対)を取り付けての実体測定で、炉の内部や製品の温度状態を測る事も可能ですので、ご希望の温度条件を調べる事もできます。

硬さ試験をする場所や、個数などお客様のご要望に応じた対応をさせていただきますので、どんなご相談でもいただければ幸いです。

ご相談はいつでも承っておりますので宜しくお願い致します。

(記事作成 高野)