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アルミ製品の矯正について

2016.10.27
アルミ製品の矯正について

弊社では、アルミニウムの熱処理だけでなく、矯正作業も行っています。

「矯正」は、熱処理を行った時の変形の修正や、鋳造したときのソリなどを修正するものです。

熱処理を行った時の変形は、溶体化処理にて500℃ぐらいに加熱をして保持をするときに熱の影響や自重によって起こるものと、水による急冷の時に起こるものがあります。

その場合には、水冷後にハンマーや弊社の独自の油圧機械による修正を行います。時間が経過するとだんだんと硬くなり、矯正がやりにくくなったり割れてしまうことがあるため、基本的には水冷後4時間以内に作業を終わらせるように計画を立てて行っています。

ただし、製品によっては1日以上置いてから矯正しても大丈夫なものもあります。

鋳造したときの変形に関しては、溶体化処理を行うものは水冷後で、歪取り等でT5だけのものは熱処理前に矯正を行います。

矯正作業については鋳物がほとんどで、2000系や6000系などの鍛造品は歪取りが無い製品になります。6000系の場合には溶接して作られた製品については矯正を行うことがあります。

弊社の油圧の機械は大物の製品の矯正も可能ですので、お問い合わせ等がございましたらお気軽にご連絡をお願いいたします。

2016.10.19
材料や製品の切断について

アルミの熱処理を行った後で、硬さの測定がやりにくい形状のものや、内部の硬さを確認したいときなどに製品を切断する場合があります。

弊社では、バンドソーで切断を行っていて、要望によっては材料の切断も可能です。

また、鋳物の製品の湯口の切断を依頼されることもあります。

バンドソーで切断した後に、ディスク・グラインダーによる手仕上げを行うこともあります。

一般的には、湯口を切断した製品を熱処理し、その後に切削加工をする工程になりますが、弊社にて行う場合があります。

硬さの測定については、熱処理後に切断をしてから行います。

切断面を測定する目的であったり、形状的に硬さ試験機に入らないものを加工する場合があります。

そのときには、製品をひとつ使用不可の状態にしてしまいますので、製品を切断せずに測定する方法を考え、ある程度の個数を測定した後に相関関係を確認して切断しない方法に切り替える場合もあります。

アルミの熱処理についてのご質問等もいつでもお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

2016.10.12
熱処理後の硬さ測定

アルミニウムの熱処理は、製品の硬さが変化したかどうかも出荷検査の判定の対象になります。

T5処理のように硬さが殆ど変化しない場合もありますが、T6や焼鈍処理では硬さが変化します。T6は硬くなり、焼鈍は柔らかくなります。

熱処理が終了した製品は、その工程が問題なく行われたかの判断として硬さの測定を行ないます。

硬さ測定の抜き取り位置ですが、熱電対を使用した実体温度測定の温度分布を確認し、その結果と各位置の硬さの値をみて量産時の抜き取り位置を決定します。

抜き取り数は、通常は1バッチ2個の測定で問題ないのですが、お客様からの要望がる場合には相談のうえ決定いたします。

また、量産開始後に数年間のブランクがあって、熱処理を再開する場合には、初期流動と同様に測定数を増やす場合もあります。

弊社ではお客様の要求事項を満たし、満足のいく熱処理をさせていただきますので、いつでもお問い合わせをいただければ幸いです。

2016.10.05
大型アルミ鋳物の熱処理につて

弊社ではアルミニウムの熱処理を専門に行なっています。使用しているのは電気式のバッチ炉です。

現在、第一工場に11台、第二工場に6台の熱処理炉の設備があります。

その中で最大の炉は、有効寸法が巾2,000×高さ1,500×長さ3,500mmのものです。

処理できる製品重量は、T6の場合治具を使用しますのでクレーンの関係上2トンまでとなりますが、T5処理ではもう少し多くの処理が可能です。

また大型鋳物(特に板状のもの)をT6処理した際の変形につきましても、巾1,500×長さ3,000mmの定盤がありますので矯正作業を行うことが可能です。

矯正作業では自社製の油圧機器がありますので、ハンマーで叩くだけでは難しい矯正作業もスムーズに行う事が出来ます。

製品の変形につきましては、事前に打合せをさせていただきまして、最適な熱処理を行なっています。

アルミ熱処理に関してのご要望等がありましたらお気軽にご相談をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。