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炉内循環ファンについて

2017.07.19
炉内循環ファンについて

弊社のアルミ熱処理炉用の電気炉には、炉内の空気を循環させるファンがついています。

炉内の空気の温度は、温度が高くなるにつれて上下の温度差が、例えば500℃の場合は200から300℃程になってしまうため、循環ファンと呼ぶもので撹拌させています。

循環ファンで撹拌させているため、500℃付近でも炉内の温度差は±3℃以内という温度管理が可能です。

また、ファンの取付位置は天井部となっています。炉内中央部の空気を吸い上げ周囲から下に行くという風の流れです。

500℃ぐらいですと、空気の質量が約半分になりますが、特殊構造のファンでしっかり炉内で撹拌させることが出来ますので、炉内温度を均一に保つことが可能です。

下部にファンがある炉の場合、設置やメンテナンスは簡単なのですが、製品が落ちた場合や砂などの影響でファンが壊れることがあります。

弊社の炉はすべて上部ファンですので、急な破損もなく安心できます。

アルミニウムの熱処理について、何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

2017.07.12
大型炉での熱処理

先週、比較的に大きめの製品の熱処理のご依頼がありました。

製品の重量は、120Kgですが数量が多かった為、大型炉で熱処理を行いました。キズ・打痕が発生しないように製品の保護を行いながら専用治具へのセットを行いました。製品にもよりますが、形状が複雑な場合などは置き方を工夫しながら治具セットを行なっております。

熱処理に使用した大型炉の有効寸法は、W2,000✕H1,500✕L3,500になります。T5処理は、製品の形状にもよりますが約2.5tの熱処理が可能です。T6処理は、専用治具を載せクレーンを使用しますので、製品の形状にもよりますが約2tまで熱処理が可能です。

大物のアルミニウム熱処理で何かございましたら、いつでもお問い合わせいただければ幸いです。宜しくお願いします。

2017.07.05
社内認定について

弊社では、アルミニウムの熱処理後の合否判定に必要な硬さ測定は、検査測定の社内認定取得者が行うことになっています。

硬さの測定は難しい作業ですので、入社後のスタッフ研修にも組み込まれています。それは、アルミニウムの熱処理では”硬さ”が重要であることを認識して作業を行うためです。

ただし、それを一人で行なって合否判定を任せるためには、それなりの経験が必要になります。例えば、”いつもと違う”という変化を感じること、またそれをわかりやすく報告できること、測定機器の制度を保つこと等の能力が必要になります。

いつも同じ結果になる物であれば良いのですが、合否判定をするということは、不合格品が出る可能性もあるということですので、常に注意を払いながら測定を行う必要があります。

測定結果は専用の機器が値を出してくれますが、事前に決められた基準値や規格値にたいして測定を行なったスタッフが規格内であるかの判断をします。そのため、硬さを測定して合否を判断することに関しましては、社内の認定制度があり、それに合格したスタッフのみが行うシステムになっております。

弊社では、その他にも社内認定の項目があり、社員全員がスキルアップを心がけながら作業へ取り組んでおります。

アルミ熱処理に関してのご質問は、常にお受けしておりますので、お気軽にお問合わせをいただければ幸いです。

2017.06.28
量産前の試作について

アルミニウム製品で、新しい試作品の熱処理をお願いされることがあります。

例えば、アルミニウム製品の熱処理の結果を知りたいときには1個から10個程度で、熱処理後の切削加工などを含む試作のときには30個から100個程度をおこなうこともあります。

また、最適な温度と保持時間を調べる為に数回に分けて違う条件で熱処理をおこなう場合もあります。

アルミニウム熱処理の試作は、製品に直接、温度測定用のセンサー(熱電対)を取り付け、3から12ヶ所程度を測定して、最適な条件を探していく作業を行います。

温度の分布が思わしくない時(場所によりバラツキ)がある時には、治具への製品の詰め方を変更して最適な熱処理条件を探します。

そして、量産の時には実体試験の結果を確認して熱処理条件を決定します。

したがって、量産のときは製品のセットの仕方・温度と保持時間を決定し、それに基づいて作成した作業標準書に従って作業をすることになります。

アルミニウム熱処理の最適化など、色々なご相談もお受けしておりますのでお気軽に連絡をしていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

2017.06.21
第二工場について

弊社では、第一工場から車で約3分の場所に第二工場があります。第二工場には、小丸炉3台・中型角炉3台の熱処理炉の設備があります。

小丸炉の有効寸法は、Φ850✕1,350mm。使用するバスケットの寸法は、Φ760✕620mm✕2段。形状にもよりますが、約300Kgまで処理が可能です。小丸炉では、小さなネジやシャフトなど、ほぼ毎日処理を行なっております。試作品や数量が少ない場合などには小丸炉を使用しています。

中型角炉の有効寸法は、W1,500✕H1,830✕L2,000mm 2台。W1,500✕H1,830✕L2,400mm 1台。使用しているパレテーナ(網パレット)は、W1,200✕H900✕L1,000✕4パレットです。中型角炉では、ダイキャストのADC12材の車の部品のT5処理を毎日行なっております。第二工場では、主にT5品の処理を行なっております。

工場内に大型ウイングトラックも入れますので、雨の日の積込みも心配ありません。第二工場の工場見学もいつでも出来ますのでお気軽にご連絡いただければ幸いです。

宜しくお願い致します。