2013.01.17
各種データの保管期間について
弊社はアルミニウムの熱処理を行なっていますが、そのときに記録するのは、品名・数量・ロット番号・温度・時間・作業者・硬さなどで、場合によっては水温などのデータも記録しています。
記録の保管に関しては、基本的には10年間ですが、ご要望に応じて延長させていただいています。最近は15年の保管期間のご要望も増えてきました。
作業するときには、熱処理炉に入れた時間や取り出しの時間をその都度作業者が記録しています。熱処理の温度と時間については温度記録紙(温度記録チャート紙)に記録されます。通常は3点測定です。角型炉は1点で測定しています。
電気炉の温度と水槽の温度は、1点ずつですが事務所のコンピュータでリアルタイムに記録を続けていますので、工場が停電になったときにも炉内の状況がわかるようになっています。
コンピュータのデータについては定期的にバックアップを行なっています。保管期間は特に定めていませんので、すべて記録が残っています。
弊社は自動車関連の仕事も多いため、記録や保管に関しても常に配慮を行なっております。
不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。