2017.02.22
アルミ熱処理の矯正作業について
アルミニウムの熱処理は、変形する事があります。特に溶体化処理において変形の度合いが大きく、そのままですと製品として使えない場合があります。
今回は、特に大きな製品の矯正作業の御依頼がございました。通常は溶体化処理の水冷の直後にハンマー等で叩いたり油圧の機械を使用して行いますが、今回の製品に関しましては、溶体化処理から水冷まで終了している製品をお預かりしての矯正作業を行う段取りになっており、油圧の機械とハンマーの両方を使用しての作業のため、かなりの時間を要することになりました。
弊社では、溶体化処理から水冷後の矯正作業、その後の時効硬化処理まで、一連の流れで処理を行う事が可能ですので、お気軽に御連絡をいただければ幸いです。
製品の形状により、変形してしまうかもしれないと言う御心配がある場合には、矯正作業についての御説明もさせていただいております。
また、矯正費用に関しましても、その都度事前にお話をさせていただいております。実際にやってみないとわからない物ですので、御見積に関しましては概算になりますが、作業の結果、御見積時よりもお安くなる場合もございます。
矯正作業などで御不明な事がございましたら、いつでもお問い合わせを頂ければ幸いです。
宜しくお願いいたします。