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溶体化処理の水温について

2017.03.22
溶体化処理の水温について

アルミニウムの熱処理の溶体化処理の水冷は、500℃ぐらいの高温から一気に水冷却を行う作業です。

その時に、材質や製品の形状によっては割れが発生したり変形する事があります。T6処理の冷却を水の代わりに風を使って行う製品もあります。

風冷却の場合、冷却スピードは水に比べて落ちるため硬さは出にくいのですが、変形は少なくなります。

弊社の水温は、だいたい40℃前後です。次に入れる製品によって、水温を下げる時には水を足し、水温を上げる時にはヒーターで温めています。お客様によっては、冷却の際の温度が50℃以下や逆に50℃以上という指定の場合もあります。

水温の管理ですが、水槽の温度を測定し、工場の壁に大きく表示しています.

アルミニウムの熱処理において、水温や水冷却の方法は製品の品質にとても重要です。

アルミニウムの熱処理についてご不明な点などございましたらいつでもお問い合わせいただければ幸いです。

宜しくお願い致します。