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熱処理用の治具管理について

2017.04.19
熱処理用の治具管理について

弊社のアルミニウムの熱処理設備はバッチ式と呼ばれるもので、1回ごとに製品をまとめて熱処理する方法です。

バッチ式の熱処理炉の場合には、バスケットと呼ばれる網カゴに製品を入れて、それごと熱処理炉に入れて加熱しています。

熱処理用バスケットの材質は、鉄製かステンレス製になりますが、加熱と冷却をを繰り返しているため変形したり溶接が取れたりしてきます。

弊社では、バスケットにもよりますが、だいたい3ヶ月程度で点検をして補修をしています。

安全性の面から点検の周期は、バスケットごとに異なっていて、使用頻度の多い治具ほど点検周期を短く設定しています。

そして、それらの作業結果を記録に残し、点検周期の見直しなどにも役立てています。

熱処理用のバスケットは製品の形状や温度分布を考えて、自社で製作をしており補修も社内でおこなっているためこの様な管理が可能となります。

アルミニウムの熱処理に関してのご質問はいつでも受け付けておりますので、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。