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焼鈍処理について

2017.09.13
焼鈍処理について

ここのところ、焼鈍処理のお問合わせやご依頼が増えております。

焼鈍処理とは、「焼きなまし」とも言われ、硬さが柔らかくなります。その時に応力も除去されるので、歪み取りとも言われております。材質にもよりますが、345℃~415℃くらいの温度で熱処理を行います。

先日、新規のお客様から、5052材の厚さ6mmの板で、4角が中心に対して約2mm反ってしまったので、歪み取りしてほしい。とご依頼をいただきました。ただ、加工済の製品だった為、通常、弊社で行っている定盤の上での確認やハンマーを使っての修正が出来ませんでした。そこで、板と板の間に製品を挟んでネジで固定をして、焼鈍処理をし熱矯正を行う事になりました。今までにも、何度か、様々な大きさの製品を同じようなやり方で処理を行なってまいりました。

製品の出荷後、お客様から「処理修正によって問題なく、満足いく品質で製品を出荷する事ができました。」とお褒めのお言葉をいただきました。

アルミニウム熱処理について、何かございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。宜しくお願いします。