2018.08.01
熱処理の治具について
アルミ熱処理を行うときに、弊社ではバスケットの中にお預かりした製品を入れて熱処理をしています。
場合によっては網カゴに入ったままお預かりして、そのまま出荷する場合もあります。
バスケットの中に製品を入れるときには、形状によって工夫が必要です。
加熱のしやすさ、温度分布の均一化、水で冷却するときに空気が入らないか、など色々と注意が必要です。
また、場合によってはバスケットの中に段をつけたり、専用の治具を作って熱処理を行います。
専用の熱処理治具を作る目的は、加熱のバラツキを無くすことや傷や打痕を無くすこと、そして1回の熱処理で数を多く入れるためという場合もあります。
製作については、お客様からの要望がある場合や弊社で自主的に作る場合があります。
他社の熱処理でも使える治具であれば無料で製作していますが、場合によっては費用の件などをご相談させていただく場合もあります。
いずれにせよ、高品質・短納期を目指してアルミニウムの熱処理を行っておりますので、お客様と色々とご相談をさせていただきながら進めさせて頂いております。
アルミ熱処理に関して、どのようなご質問でもお気軽にお問い合わせをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。