2018.08.29
熱処理済の製品の保管について
アルミニウムの熱処理においてお客様が心配される点のひとつに、熱処理を行ったかどうかの判断が見た目ではわからない、ということがあります。
T6の熱処理を行った製品であれば硬さを測定すれば判別できるのですが、T5処理の場合ですと判別ができません。
T6の場合ですと熱処理後に多少色の変わるものはありますが、T5のときは熱処理の前後でまったく見た目は変わっていません。
そのため、弊社では入荷した時点で管理シートをロットごとに作成して常に製品と一緒にして管理をして、熱処理後の製品には熱処理済の札をつけて識別しています。
また製品の保管場所も、熱処理前の製品を置く倉庫と熱処理後の製品を置く倉庫があります。
熱処理を行った製品かどうかついては、常に状況を把握しながら作業をおこなっております。
ご不明な点やご相談など、いつでもお気軽にご連絡をいただければ幸いです。