2019.11.13
社内の整理整頓について
弊社は創業以来、アルミニウムを中心に、その他の素材の製品も熱処理を行ってきました。
そして、ISO9001のマネジメントシステムの中で、お客様からの預かり品や社内の治具や測定機器の管理はしてきましたが、社内の備品や事務用品などの管理は、それほど力を入れてきませんでした。
ISO14001の取得の準備をしていく中で、工場や事務所の中の整理整頓を含めた環境改善をしていくことになり、色々な不用品を思い切って処分してきました。
「まだ使うかもしれない」
という理由で残していた鋼材や、事務用の備品なども廃棄したり中古で売却したりして、だいぶスッキリとしました。
次の問題は、「今は使わないけど、使うかもしれない。いざというときに買うと高いし、すぐに入手できない」というものを残しておくかどうか、あるいは処分してしまうか、ということです。
解決策としては、「管理しながら保管する」ということになりました。
ただ単に「倉庫に置いておく」という状態ではなく、「いつでも使えるように管理された状態を維持する」ということにしました。
「管理された状態」
ということに気をつけていれば、「不要なもの」という分類ではなく「必要なもの」になると考えました。
また、それを他の事にも応用し、机の中や書庫など、あらゆるところの物に関して適応していくことにしました。
具体的には、例外なく、どのようなものでも最低半年に1回は出してきて清掃などのメンテナイスをして元に戻すことにしました。
書籍や書類なども不要なものが残ってしまいがちなので、その点検も行います。
また、元に戻すときにも配置がそれで良いのかどうかを考えて、使いやすさや見た目のスッキリした感じなども考えることにしました。
社内の全部を行うには半年ぐらいはかかると思いますが、だんだんと環境が整っていくと思います。