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焼戻し、歪取りについて

2020.08.26
焼戻し、歪取りについて

アルミニウムの熱処理の用語で、少しあいまいなものがいくつかあります。

その中のひとつに「焼戻し(やきもどし)」や「歪取り(ひずみとり)」という用語があります。

溶体化処理後の人工時効硬化処理を指す場合と、T5のような「応力除去」を目的とした熱処理を指す場合があります。

また、「歪取り」も、ハンマーで叩いて曲がった板などを矯正する場合と、前述の「応力除去」を指す場合があります。

「焼戻し」の場合は溶体化処理で高温で保持してから急冷し、その後に再び低温で加熱するので「焼き戻す」という言葉になるのかもしれません。

200~300℃に加熱して残留応力を除去する熱処理を「焼戻し」というのは、加熱して元の状態に戻すイメージかもしれません。

その場合には「残留応力=歪み」が取り除かれるということで「歪取り」とも言われます。

また、「歪取り」は曲がってしまったり「反り」が発生している製品をハンマーで叩いてまっすぐにするため、「歪=曲がり」が無い状態になるので「歪取り」と言うことがあります。

用語は色々ですが、目的をお聞かせいただければどのような処理をするかは理解できますので、どのような熱処理でも安心してご相談をいただければと思います。

よろしくお願いいたします。