2021.02.03
品質目標について
ISO9001では「品質目標」の策定についてが規格の中にあります。
今は2015年版ですが、当初からあったもののひとつです。
全社の目標と、各部署における目標の複数を設けるように言われていたと思いますが、2015年版は最低でも1つあれば大丈夫のようです。
ただし、確実に実行されていなければなりません。
やはり目標が無いと漠然と仕事をしてしまうために進化が遅くなりますし、達成する喜びも味わえません。
弊社の場合には品質は維持できていますので、それらについては特に目標は設定していません。
アルミニウムの熱処理の性質上、1回の処理の中で部分的に不良品が出ることはなく、また熱処理で不良品が出ることもないので「不良率を下げる」という目標は当てはまりません。
品質に関して考えられるのは、傷や打痕ですが通常は丁寧に扱うために起こりません。
そのような理由で、品質目標としては主にコストダウンや5S、行動ルールなどになっています。
それらの目標については目標値を決めて、到達状況もまた数値化して状況がわかるようにしています。
漠然とした目標や、やるべきことなどについては日常的なミーティングの中で行います。
そのような状況で、みなさまから依頼されたアルミニウム製品の熱処理を丁寧に仕上げています。
スタッフ一同、お客様に感謝をしながら仕事をしております。いつも色々とありがとうございます。