2021.12.29
治具の点検
アルミニウムの熱処理を行うときには、お客様からお預かりした製品を炉に入れるのですが、そのときには鉄やステンレスのバスケット(カゴ)に詰め替えています。
そして、そのバスケットに製品を入れた状態で電気炉の中に入れて加熱します。
このバスケットは、使用しているうちに溶接部分に亀裂が入ったり、網のところが破けたりします。
そのため、定期定期にチェックをして補修しています。
通常業務の中で、使用するときには目視で確認をしていますが、破損が大きくならないうちに補修作業を行うことが出来るように定期的なメンテナンスを行っています。
使用頻度が異なりますので、治具ごとに点検周期を決めています。
お客様の製品を詰め替えてから破損が見つかると作業を中断することになって予定通りに進みませんので、予め点検する計画を立てています。
それにより、いつも安全な環境で作業をすることが出来ています。
熱処理作業を行う上で、工場内の安全な環境を維持するように努めています。
アルミニウムの熱処理に関するお問い合わせは随時受け付けていますので、どんなことでもお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。