2023.07.05
大きな製品の熱処理について
お客様からのお問い合わせで、弊社の熱処理炉の有効寸法よりも少し大きな製品の熱処理が可能かどうかの相談を受ける場合があります。
角型炉を使用して熱処理をおこなう場合は、製品を斜めにセットすれば可能な場合がございます。
炉の内部は、周囲に空間を作りそこに熱風を循環させて処理をおこなう為、炉内にはゆとりがあります。
その為、炉の入り口は少し小さめであり、その部分が有効寸法となっております。
製品を斜めにセットし熱処理をおこなうには、治具に加工が必要となり別途費用がかかる場合があります。
社内で鋼材を使用し、製品に合わせて製作しますので、多少は費用を安く出来ます。
実際の熱処理や治具の製作については、お客様と打ち合わせをおこない納期・費用を決めてから作業に入ります。
アルミニウムの熱処理について、ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成 横田)