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アルミニウムの熱処理は日々勉強

2023.09.13
アルミニウムの熱処理は日々勉強

先日、お取引をしているお客様の設備が壊れてしまった為、大至急熱処理をしてほしい。とご連絡をいただきました。

プラスチックの容器に小さな製品と現品票の用紙や仕切り用の段ボールが入っていたのですが、お客様から「そのままで熱処理して!」と言われ、今までたくさんのお客様の様々な製品を熱処理してきましたが、プラスチックの容器のままや現品票の紙・段ボールが入ったままの製品を熱処理した事はありませんでした。

私は、「プラスチックの容器は溶けないの?紙は燃えないの?製品は大丈夫なの?」と固まってしまいました。アニール処理でしたが、処理温度が低く、お客様から「うちは、何十年もこのまま熱処理をしているけれど、一度も問題ないので大丈夫です!」と言われ処理を行いました。処理後、製品もプラスチックの容器も現品票の紙や段ボールも問題ありませんでした。

私は、この熱処理の後に紙や新聞や木材など何度で燃えるのかを調べました。紙やプラスチックなど熱で燃えたり溶けたりしてしまう。と思っていましたが、思っていた以上の温度でした。この熱処理をきっかけにまた1つ調べて勉強になりました。

これからもお客様に喜んでいただき、少しでもお役に立てるようにスキルアップを目指していきたいと思います。アルミニウム熱処理についてのご相談やお急ぎでの熱処理などございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)