2023.10.18
矯正作業や熱処理作業の立ち合いについて
先日、自社にアルミ熱処理設備をお持ちの新規のお客様から「試作品を熱処理したら製品が歪んで反ってしまって困っている。矯正してもらえないか。」とご連絡をいただき、その日の午後、見本の製品を持って来社してくださいました。そこで実際に製品の歪み・反りを確認し、矯正作業・立会時間などの打ち合わせを行いました。お客様で矯正作業後に確認をする治具を製作してくださり、初めは試しの2個の矯正作業・確認、翌日に残りの製品の矯正作業・確認。2日間お客様立ち合いで行いました。
そして矯正作業後に「浸透探傷試験(カラーチェック)」をお客様が弊社で行い、見学させていただきました。
浸透探傷試験とは、製品表面の割れや穴の内部に浸透液を染み込ませ、内部に浸透した液を現像剤によって吸い出す事で微細な割れなどを検出する非破壊検査の事です。
私は、「浸透探傷試験(カラーチェック)」がどんな試験なのか、よくわかりませんでした。お客様が試験の事をわかりやすく説明してくださり、初めて実際にやっている所を見させていただきました。またひとつ勉強になりました。浸透探傷試験の結果、割れなどは無く、お客様に喜んでいただけました。
弊社では、矯正作業・熱処理作業・実態測定(実体)などの立ち合いも行っておりますので、お気軽にご相談していただければ幸いです。宜しくお願い致します。
(記事作成 堀越)