2023.11.01
アルミ製品を雨に濡らさないこと
アルミニウムの熱処理を行うために、お客様から大事な製品をお預かりします。
トラックへの積み下ろしのときなどに雨が降っているときにはシートをかけて保護を行います。
また、一時的に工場の外に製品を置くことがありますが、雨が振りそうなときには工場内に搬入します。
アルミ鋳物の場合は特に雨に濡れると製品の色が黒くなることがあります。
T4、T6、T7の熱処理を行うときには急冷をするために水槽に入れますが、その後すぐに人工時効硬化処理の工程に進みますので、濡れていてもすぐに乾燥されます。
しかし、雨に濡れてしまうと変色するため、製品を濡らさないように普段から取り扱いには充分に気をつけています。
アルミニウムの熱処理に関して、何かご質問がございましたら、いつでもお気軽にご連絡をいただければ幸いです。
また、弊社の熱処理設備はアルミニウム以外にも対応出来ますので、それについてのお問い合わせも歓迎しています。
よろしくお願い致します。
(記事作成:森)