2024.06.26
アルミニウム熱処理の実体温度測定について
アルミニウムの熱処理において、実際の製品の温度を測定するために、実体温度測定というものをおこなうことがあります。
測定方法としては、熱電対と呼ばれる温度センサーを製品に直接埋め込むことで、熱処理中の製品自体の温度を測定・記録します。
通常は製品に穴を空けて、温度センサーを差し込み抜けないように固定するだけですが、薄板など場合には、差し込んでも反対側に出てします為、リベット等を使用して固定しております。
大きな製品や、形状が複雑な製品では何箇所も測定することが多いです。
また、小さな製品で1回の処理数が多い場合などは、温度のバラツキを確認する為に10点ぐらいの場所(温度の上がりが早い場所・遅い場所)を選んで測定をおこないます。
測定場所・測定数については、お客様とご相談させていただき決めております。
アルミニウム熱処理について、ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成 横田)