2025.12.03
矯正作業について
アルミニウムの熱処理では、矯正作業が必要になる製品があります。
特に、T6処理の場合には、主に肉厚の薄い製品・板状の製品などです。
矯正作業は、溶体化処理の水冷後に行います。
頻度は少ないですが、T5処理後に行う製品もあります。
定盤の上で、ガタツキ・ネジレや寸法などを確認しながら、プラスチックハンマーや油圧機器を使用して修正をおこなっております。
弊社では、水冷後だいたい4時間以内に矯正作業が終わらせるように、前日に作業予定を立てます。
4時間以上経過してしまうと、製品の硬さが増してしまい修正がやりずらくなってしまったり、割れてしまう事もありますので、約4時間以内と決めております。
アルミニウムの熱処理等でお困りな事などございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成 横田)


