2026.06.24
アルミニウムの熱処理とは
弊社はアルミニウムの熱処理に特化した会社です。
ここで、基本に戻ってアルミニウムの熱処理について、簡単に解説をします。
基本的に、アルミニウムは柔らかい素材です。アルミの板やアルミ製品は簡単に変形します。そのため、用途によっては強度を増す必要があります。
そのため、アルミニウムをベースにしてシリコンや銅、マグネシウムなどを添加して「合金」にして、それから熱処理を行います。
その結果、車のアルミホイールのような強度のある製品を作ることができます。
添加する元素の種類や量によって、熱処理をしても強度が出ないものがあります。例えば、A1000系、A3000系、A5000系などです。
アルミ合金を硬くするために高温から一気に冷却することを「焼入れ」と呼びますが、「焼入れ」というのは鉄の場合でアルミニウムではそう呼ばないという厳密な定義もありますので、そのときには「溶体化処理」と呼びます。ただ、一般的には「焼入れ」で通じます。
また、同じ「熱処理」でも軟らかくする熱処理もあります。
たとえば、鍛造する前に軟らかくしたり、曲げ加工をするために軟らかくします。
それらは焼鈍とか焼きなましという熱処理になります。
それと、内部応力を除去する応力除去という熱処理もあります。200~350℃で保持することで応力を取り除くことが出来ます。
あとは砂型の中子を取り除く「砂焼き」という熱処理もあります。
弊社ではアルミ製品の変形をハンマーで矯正する作業を含め、アルミニウムに関する様々な熱処理に関連する作業を行っております。
何かご質問等がございましたら、いつでもお問い合わせをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成:森)

