2024.05.08
第二工場の片付けを行いました。
弊社は、第一工場と第二工場があります。第二工場には、中型角炉3台と小丸型炉3台があり、主に中型角炉でT5熱処理と小丸型炉でのT6処理を行っております。第一工場から車で3分くらいの場所にあります。
先日、第二工場の片付けを行いました。率先して片付けを行ってくれた社長、事務長、スタッフに本当に感謝しております。
以前、使用していた治具や治具などを作る時に使用する鋼材など多くの物を第二工場に保管してありました。今までも片付けを行ってきましたが、その度に「まだ使える」「使う時がくるかもしれない」と残してありました。しかし、今まで残しておいた治具などは使用する事はありませんでした。
「まだ使えるし、使う時があるかもしれない」と残していた物を社長・スタッフで「本当に使うか?」「残しておくなら、1つでいいのではないか?」と一つ一つ確認をしながら相談をし、今回思い切って大断捨離を行いました。
工場内が広く、使用しない物を保管しておくのには便利です。いつまでも使用しない物があっても、それが当たり前になってしまい、何とも思わなくなってしまいます。しかし、今回、大断捨離を行い、とても広々とした工場内を見るととても気持ちがいいです。整理整頓が出来た工場内で安全に作業が出来ます。
これからも整理整頓を継続しながら、お客様からお預かりした製品の熱処理・矯正作業を行って行きたいと思います。アルミニウムの熱処理作業や矯正作業でお困りな事などございましたらお気軽にご相談していただければ幸いです。宜しくお願い致します。
(記事作成 堀越)
2024.05.01
矯正の作業手順書の動画を公開しました。
アルミニウムの熱処理を行う時に、製品が変形する場合があります。
そのようなときには、ハンマーで叩いたり、弊社で独自に製作した油圧の機械で矯正を行います。
また、安定化処理などは製品を矯正してから熱処理を行います。
色々な矯正を行っていますが、今回は手順書について動画を作成致しました。
アルミ熱処理に関することは、いつでもお気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
(記事作成:森)
2024.04.24
熱処理時の製品の置き方について
アルミニウムの熱処理を行う際、変形について良く聞かれる事があります。
鋳物はT6処理(溶体化処理)をおこなうと変形が発生しやすくなります。
特に板状の長い製品や、厚みの薄い箱状の製品は変形が大きくなることが多いです。
また、T5処理の場合でも変形は発生することがあります。
その為、熱処理をおこなう時の製品の置き方(治具へのセット)は重要になります。
板状・パイプ形状の製品は立てて熱処理することで変形を少なくすることが可能です。
実際は、全く変形しないということはないので、置き方を色々変えながら変形が最小限になるようにしています。
また、複雑な形状の製品では、実際に熱処理をおこなってみないと分からないことが多くあります。
熱処理後の加工で、多少変形していても大丈夫な製品の場合は良いのですが、多少でも変形すると加工不良になってしまう場合には、矯正作業をおこない正確な寸法にします。
アルミニウムの熱処理で、ご質問等ございましたらお気軽お問い合わせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成 横田)
2024.04.17
ゴールデンウィークのお休みについて
弊社のゴールデンウィークのお休みは、5/3(金)~5/5(日)になります。
4/29(月)~5/2(木)・6(月)は営業の予定になっておりますが、設備のメンテナンス等を予定しております。また、お取引しているお客様もお休みになる為、仕事量によっては早上がりやお休みになる場合がございます。
お休み期間中、お急ぎでのアルミニウム熱処理などございましたら、早めにご連絡をいただければ対応させていただきます。また、納品・引取りにつきましても、ご連絡をいただければ幸いです。
製品の発送につきましては、運送会社様のお休みもございますので、ご希望の納期に添えない場合がございますが、宅急便での発送は出来ますのでご連絡をいただければ対応させていただきます。
アルミニウム熱処理についてのご相談などございましたら、お気軽にいつでもご連絡をいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
(記事作成 堀越)
2024.04.10
アルミ熱処理設備点検について
日々の作業を効率よく進めるために、設備や身の回りの使用する治具などを点検することも大事な仕事です。
熱処理炉に製品を入れる時に使用するバスケットの点検もあります。
熱処理炉の大きさに種類があり、それに合ったバスケットを使用するため、バスケットの形や大きさは様々です。
使用する頻度にもよりますが、回数を重ねていくとバスケットの溶接部分が脆くなっていくため、日々点検をして、異常があれば、すぐに溶接をして対処します。
弊社の設備に溶接機があるので、溶接などは社内で行います。
フォークリフトやクレーン、検査器具などの重要項目は自分たちで点検もしますが、社外に依頼して、校正を取ります。
新規のお客様から、品質基準など保たれているか監査などがある場合にも対応可能にするため設備の手入れは怠らないよう日々注意しています。
アルミ熱処理の事でご質問等ございましたらお気軽にご連絡いたただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
記事作成(丸山)

