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群馬県邑楽郡
千代田町大字赤岩3296-1

アルミ熱処理製品の配送について

2025.05.21
アルミ熱処理製品の配送について

 

弊社には、軽トラック・2t車・4t車・6t車があります。

近隣のお客様の熱処理のご依頼については、自社便で納品・引取りをおこなっております。

また、近い場合でも遠い場合でも運送会社に手配することも可能です。

自社便の便利なところは、お客様もご都合にあわせて納品・引取りにお伺い出来ることです。

アルミニウム製品は、水に濡れると変色や腐食の原因になる為、ガゼット袋などを被せて気をつけながら積み降ろしをおこないます。

梱包方法などのご要望などにも対応できるようにしておりますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)

2025.05.14
大型炉でのアルミニウム製品の熱処理について

弊社の熱処理炉の中で1番大きな炉は大型炉になります。

大型炉の有効寸法はW2,000×H1,500×L3,500mmになります。

T6・T4熱処理の際に使用する治具の有効寸法はW2,000×H1,100×L2,500mmでクレーンを使用する為、最大重量は1tまでとなります。T5熱処理の場合はクレーンを使用しない為、最大重量は2tまでとなります。

先日、L3,000mmのA6063材のパイプをT4熱処理させていただきました。弊社では、丸型炉でT6・T4熱処理した時の焼入れは約60秒以内としておりますが、大型炉での焼入れは約1分半~2分程かかってしまいます。

2000系や6000系のアルミニウム製品は焼入れのスピード(急冷)がとても大事です。焼入れに時間がかかってしまうと硬さが入りにくくなってしまいます。その為、大型炉でT6・T4熱処理を行う際は、焼入れに時間がかかってしまう為、製品の温度が出来るだけ下がらないように治具へのセット方法などを工夫しております。

弊社では、小さな製品から大物の製品まで様々な熱処理をさせていただいておりますので、アルミニウム製品の熱処理で何かございましたらいつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)

2025.05.07
内部監査と外部監査について

弊社ではISO9001とISO14001の認証を取得していますので、内部監査はそれぞれ毎年1回行っています。

外部監査については、お客様からのご依頼で行うことがあります。

多くの場合、お客様の方で独自のチェック項目があり、それについて採点を行って合否を行う形式が多いようです。

ISOの監査の場合には審査員が全体的なチェックを行って指摘事項をまとめて改善の要求があります。

お客様のチェックの場合には、項目ごとに改善の要求が出される場合があります。

ただ、通常はISOの要求事項と同様の場合が多いので特に問題になるようなことはありません。

また、お客様からチェックシートが送られてきて、それに沿って自主監査を行う場合もあります。

その時には採点も弊社で行います。2回目以降の監査の場合に、そのようなことが行われたりします。

弊社の場合には化学物質は使用していませんので、その項目は除外となります。

アルミニウムの熱処理についての専用の監査チェックシートではなく、汎用的なものが多いため、そのようなことがあります。

監査についてや、アルミニウムの熱処理についてのご質問などがございましたら、お気軽にご連絡をいただければと思います。

よろしくお願い致します。

(記事作成:森)

 

2025.04.30
アルミニウム以外の熱処理について

弊社では、主にアルミニウム熱処理を専門におこなっておりますが、アルミニウム以外の熱処理のご依頼を受けることがあります。

弊社の熱処理設備(電気炉)は、だいたい550℃位まで温度を上げて保持することが出来ますので、その温度条件に合う素材であれば熱処理は可能です。

例としては、コンクリート製品や、ガラス等の熱処理のご依頼もお受けいたしました。

製品の加熱試験として使用されたり、お客様の熱処理設備の点検や修理の為炉を使用させてほしいなどのご依頼もあります。

その際は、熱処理条件の指定いただければその温度、時間で処理をいたしますが、条件の指定などが特にない場合には、事前に治具への製品の詰め方や処理条件などをご相談させていただいております。

また、お客様が来社され製品を治具にセットする作業に立ち会われたりすることもよくあります。

素材に熱を加える、という要望などがございましたらお気軽お問合せいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)

2025.04.23
様々な製品の熱処理

弊社では、おかげ様で毎日多くのお客様の様々なアルミニウム製品を様々な種類で熱処理をさせていただいております。

弊社は、約6~7割が自動車部品ですが、実際に熱処理を行っている私達にも何の部品なのかわからないアルミニウム製品も沢山あります。お客様に「完成した製品のここについている部品です。」などと教えていただき、驚く事も多いです。

以前、装蹄師のお客様から馬などの蹄(ひづめ)に付ける「蹄鉄」を硬くしてほしい。と熱処理のご相談をいただき、試作で「T6熱処理」「T4熱処理」をさせていただきました。T6熱処理した蹄鉄は叩く時に硬すぎてしまい、T4熱処理した蹄鉄が丁度いいという事で、それからT4熱処理をさせていただいております。形状的に熱処理後の硬さ測定が出来なかったのですが、装蹄師のお客様が長年の経験から叩いて判断されました。

これからも、多くのお客様の喜んでいただき、お役に立てるようにスキルアップを目指していきたいと思います。アルミニウム製品の熱処理のご相談などございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)