0276-86-6475

本年もありがとうございました。

2014.12.25
本年もありがとうございました。

2014年も、アルミニウムの熱処理で多くのお客様からご依頼を受けさせていただきました。

新規のお客様も多く、WEBサイトやこのブログも読まれているという声もお聞きして、とても感謝しております。

品質監査も、いくつかのメーカー様からご来社いただいて確認をしていただきました。

納期が早いという点や、矯正作業もお褒めのお言葉をいただきありがとうございます。

差し入れをしてくださったお客様もありがとうございます。

新しい熱処理を行うときに色々とミーティングを重ねたり、温度分布の改善などで治具等を作ったりと、お客様と共に成長もいたしました。

来年もまた、多くのお客様のお役に立てますように、また弊社も更に技術を磨き、安定した品質を提供できるように努めてまいります。

2015年、みなさまにとって良い年でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。

2014.12.18
年末年始の営業日のお知らせ

年末年始の営業日のお知らせです。

弊社の休業日は、

12月28(日)~1月4日(日)

です。

来年の営業は1月5日(月)からとなります。

年末年始の急ぎの熱処理がある場合には、早めにご連絡をいただければ休日出勤にて対応できることもあります。

よろしくお願いいたします。

2014.12.11
アルミニウムの熱処理における変形について

アルミニウムの熱処理は色々な種類がありますが、「変形」に関してはどの熱処理方法でも変形の可能性があります。

厳密に言えば、「どれも必ず変形する」と言ってしまっても良いと思います。どちらかというと、「変形はするけれども許容範囲内」という感じでしょうか。寸法レベルで1/1,000以下という場合もありますので、製品によってはまったく問題が無いこともありますし、それだとNGということもあります。

また、例えば直径500mmの大きさの鍋のような形状のものを熱処理して直径が1mm歪むとNGという場合もあります。その変形の度合いは形状によって異なります。肉厚でリブが入っているものでも変形するときはしますが、どちらかというと変形しにくいタイプになります。

材質や製造方法によっても変形の度合いが変わりますが、どのようなものでも熱処理での変形は考慮したほうが良いと思います。

溶体化処理の場合は、高温の炉内での変形、急冷時の変形、時効硬化処理は内部応力の除去の過程での変形、焼きなまし(焼鈍)も内部応力の除去による変形があります。

したがって、変形を防ぐためには熱処理をするときの炉内への入れ方や温度管理などを考慮する必要があります。

場合によっては溶体化処理の直後にハンマーなどで矯正作業を行って正常な寸法に戻すことも行います。

アルミ熱処理に関するご質問等は、いつでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2014.12.04
時効処理の種類について

アルミニウムの熱処理で、溶体化処理を行った後に時効処理が行われます。正確に言うと、溶体化処理の後に急冷(焼入れ)があって、その後ということになりますが、溶体化処理という言葉の中に急冷が含まれていると認識されている場合が多いようです。

そして、その時効処理については、いくつかの種類があります。

ひとつは、「自然時効」と呼ばれるもので、質別記号ですとT4になります。これは、室温で安定した状態になるまで置いておくもので、例えば2014材は室温で96時間以上となります。

そして、強度を増すために多い熱処理のT6の場合には「人工時効処理」と呼ばれます。これは150~220℃ぐらいで数時間保持します。材質によって温度はそれぞれ最適な温度があります。

後は、T7という、いわゆる「過時効」と呼ばれるもので、7000系の合金のように強度をあまり低下させずに耐応力腐食割れや耐剥離腐食性を向上させる目的だったり、あるいは他の材質で強度を少し落とすために行う場合があります。

これらは、同じ材質であっても製品の目的によって熱処理の方法が変わってきます。

主な目的は機械的性質になりますが、そのために最適な温度で熱処理を行うことになります。

場合によっては、いくつかの温度条件で試作を行うことによって最適な熱処理方法を選択する場合もあります。

弊社では、1個でも熱処理を行うことも出来ますので、ご希望がございましたらご連絡をいただければ幸いです。