2016.03.30
熱処理について
先週はアルミ製品の熱処理にて比較的に大きめな製品の依頼がありました。
製品は78kgで形状は縦長で楕円の筒状のもので、製品はクレーンを使用して治具セットを行ないました。
その際にキズや打痕が発生しないように、製品をアルミ板にて保護をし置き方を工夫しながら治具に置き熱処理を行ないました。
熱処理に使用した大型炉は有効寸法W2000×H1500×L3500の電気炉です。T5は2.5tの熱処理が行えます。
T6は治具に載せクレーンを使用します関係で2tまでとなります。
弊社ではお客様にご満足していただけるよう作業の改善に常に取り組んでおります。
また、熱処理でご要望がございましたらお気軽にお問い合わせ頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
2016.03.23
アルミ熱処理製品の配送について
弊社では、軽トラック・2t車・3t車・4t車がありますので、近隣のお役様のアルミ熱処理依頼については
自社トラックにて納品・引取を行なっています。
また、近い場合でも遠い場合でも運送会社に手配することも可能です。
お急ぎの場合や夜間・休日については、お問い合わせをいただければと思います。
水に濡れると変色や腐食の原因になる為、弊社では、雪や雨が降っている場合、アルミ製品が濡れないように
ガゼット袋や毛布を被せて納品させて頂いております。
梱包などのご要望などにも応えられるようにしておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
製品の持ち込みや引取にご来社された場合、弊社のスタッフがフォークリフトで積み降ろしをいたします。
納品や引取などに関しましても、お気軽にご相談いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2016.03.16
熱処理の御相談について
弊社は、アルミニウムの熱処理を専門に行なっていますが、アルミニウム以外の熱処理の御相談を受ける事もあります。
電気炉の温度は、約550℃位まで温度を上げて保持する事が出来ますので、その条件に合う製品であれば熱処理は可能です。
たとえば、製品の加熱試験として使用したり、お客様の設備がメンテナンス対応や、トラブル等で停止された場合でも御連絡をいただければ対応させていただきます。
弊社の電気炉の仕様はバッチ式で、鉄やステンレス製の治具へ製品をセットして熱処理を行ないます。
また、熱処理の温度記録のデータや、硬さ測定のデータ提出にも対応しております。
常に、お客様の御要望にお応えできる様なサービスを心掛けておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせをいただければと思います。
宜しくお願いいたします。
2016.03.09
実体温度測定について
試作品や量産を想定して熱処理を行う際、実体温度測定を行う事が良くあります。
実体温度測定とは、製品に穴を空け熱電対の先端を差し込んで抜けないように固定し、データロガーを使用して実際の製品の温度を測定します。
お客様のご依頼や処理する数量にもよりますが、通常12点ぐらいを1分ごとに測定記録します。
測定した温度データを元に、治具への詰め方や熱処理条件(設定温度、保持時間)をお客様と検討し、昇温時間の短縮や、温度分布のバラツキが少なくなる様に改善していきます。
また、測定した温度データはエクセルデータとグラフにしてお客様にお渡ししています。
アルミニウムの熱処理に関するお問い合わせについては、いつでもお気軽にご連絡いただければ幸いです。
2016.03.02
砂焼きについて
お客様のご依頼で、砂焼きを角炉にて行ないました。
今回は製品の数量が多く小物でしたので、網パレットに製品を並べて治具にセットをして砂焼きを行ないました。
形状の大きな物は治具にセットして、砂焼きを行ないます。
砂焼きの後は、砂が炉内に落ちて溜まるため砂の除去作業を行ないます。
今回の砂焼きでは、この後にT6の熱処理を行います。
製品の治具セットの時など、お客様にご信頼をいただけるようキズや打痕に注意し作業を進めています。
熱処理でご要望がございましたらお気軽にお問い合わせして頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。