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アルミ熱処理の梱包について

2015.02.25
アルミ熱処理の梱包について

アルミニウムの熱処理のご依頼を受けて製品をお預かりして作業を行いますが、その時にキズ防止やロット管理のために梱包した状態で入荷や出荷をさせていただいています。

場合によっては、製品を1個1個保護剤で包んだり、ケースに入っていることもあります。

そのときには、入荷したときの状態で出荷するように、場合によってはメモをしながら梱包を解き、熱処理後に同じように梱包をさせていただいています。

このとき、ある程度は大丈夫ですが、あまり人数と時間がかかるような場合には、梱包費用についてご相談させていただく場合がございます。

また、アルミニウムの板材や丸棒は保護シートが製品に付いていることもありますので、その場合には熱処理前に保護シートを剥がしてから炉に入れます。

その場合にも、あまり数量が多い場合には作業費用についてご相談をさせていただく場合がございます。

アルミニウムはキズがつきやすいため、梱包は欠かせませんので、通常は特に問題はございません。

熱処理を行う際にも、キズやダコンには注意をして作業を行っております。

お客様によっては、製品や箱に油がついた状態で弊社に到着したものを、熱処理後にビニール袋に入れてから箱に入れてお送りする場合もございます。

梱包や輸送等で何かご要望がございましたら、どのようなことでもお気軽にご相談をしていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2015.02.18
実体(実態)測定の時の硬さ測定サンプル

アルミニウムの熱処理を行う際に、量産を想定して炉内への入れ方を検討するときに実体(実態)測定を行うことがあります。

製品をバスケットに入れて、それごと炉の中に入れるのですが、その中に入れた製品に穴を空けて熱電対(ねつでんつい:温度センサー)の先端を差し込んで温度を測定します。

温度の測定にはデータロガーを使いますが、通常は1分ごとにデータを記録していきます。

また、だいたい12点ぐらいを測定します。

熱処理終了後は、熱電対を取り付けた製品の硬さを測定して、温度・時間のデータと共に合否判断をします。

場合によっては、熱電対を取り付けた製品以外をサンプルとして抜き出して硬さの測定を行うこともあります。

実体(実態)測定は、だいたい12個ぐらいの製品を使いますが、測定のサンプルは特に硬さは測定しない場合もありますし、30個ぐらいを抜き取って硬さ測定を行う場合もあります。

抜き取って硬さ測定を行う場合には、どの場所から抜き取ったかを記録します。場合によっては、製品にマジックで番号を記入することもあります。

抜き出したサンプルの硬さを測定することで、すべての場所で硬さの規格を満たしているか、バラツキは無いか、などを確認します。

それによって、温度条件の変更などを検討して再び実体(実態)測定の試験をすることもあります。

量産用のテストでは、2~3回行うことは良くあります。

抜き取りのサンプルの場所や数量については、お客様とご相談させていただいて決定させていただいております。

アルミ熱処理に関するお問い合わせについては、いつでもお受けしておりますので、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。

2015.02.11
アルミ熱処理の実体(実態)試験について

アルミニウムの熱処理において、実際の製品の温度を測定するために実体(実態)測定というものを行います。実体側温と呼ぶこともあります。

熱電対(ねつでんつい)と呼ばれる温度センサーを製品に直接つなぐことで、製品自体の温度を測定します。

製品に穴を空けて、専用の線を入れることもありますが、弊社では熱電対の素線を切って使っています。

鋳物などは穴を空けてセンサーを差し込むことが出来るのですが、薄い板の場合には差し込むことが出来ません。

端の部分であれば折り曲げてセンサーを挟み込みます。あるいは、穴を空けてボルトで取り付ける場合もあります。

センサーの先端部分が空気に触れている状態ですと、炉内の空気の温度を測定することになってしまいますので、きちんと製品の温度を測ることができるように工夫をして取り付けます。

小さな部品で取り付けが不可能な場合には、センサーの先端部と一緒にアルミホイルで包む場合もあります。

量産の時と荷姿の条件は変わってしまいますが、熱処理の温度と時間によって製品の硬さなどの機械的性質がどのように変化したかを調べるときに、そのような方法を用いることがあります。

大きな製品では、何箇所も測定することがあります。また、小さな部品では1回の熱処理で12点ぐらいの場所を選んで測定をします。

それらについては、お客様とご相談をさせていただいています。

アルミの熱処理についてのご質問等は、いつでもお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2015.02.04
専用治具の設計について

弊社では、お預かりさせていただいたアルミ製品は熱処理用バスケットに入れてから熱処理炉にセットします。

熱処理用のバスケットは色々な種類がありますが、製品によっては既存のバスケットに入れると数があまり入らなかったり、変形する可能性がある場合があります。

そのようなときには、バスケットの中に製品がうまく入るような治具を作ったり、バスケット自体を一から設計して製作することもあります。

形状はバスケットというよりも棒を組み合わせて製品を吊り下げるようにしたものだったり、いくつも積み重ねが出来るような形状だったりしますが、それにより1回の熱処理の量を増やしたり変形を防止することができます。

製品によっては、事前に1個ずつテストをして変形などを確認した後に治具の設計を行うこともあります。

色々な条件を考えながら、ベストの熱処理をお客様と相談しながら行っていきます。

温度条件や熱処理方法など、弊社のノウハウなども交えながら進めていきますので、もしアルミニウムの熱処理で相談したいことなどがございましたら、いつでもご連絡をいただければと思います。

相談やお見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。