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量産前の試作について

2017.06.28
量産前の試作について

アルミニウム製品で、新しい試作品の熱処理をお願いされることがあります。

例えば、アルミニウム製品の熱処理の結果を知りたいときには1個から10個程度で、熱処理後の切削加工などを含む試作のときには30個から100個程度をおこなうこともあります。

また、最適な温度と保持時間を調べる為に数回に分けて違う条件で熱処理をおこなう場合もあります。

アルミニウム熱処理の試作は、製品に直接、温度測定用のセンサー(熱電対)を取り付け、3から12ヶ所程度を測定して、最適な条件を探していく作業を行います。

温度の分布が思わしくない時(場所によりバラツキ)がある時には、治具への製品の詰め方を変更して最適な熱処理条件を探します。

そして、量産の時には実体試験の結果を確認して熱処理条件を決定します。

したがって、量産のときは製品のセットの仕方・温度と保持時間を決定し、それに基づいて作成した作業標準書に従って作業をすることになります。

アルミニウム熱処理の最適化など、色々なご相談もお受けしておりますのでお気軽に連絡をしていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

2017.06.21
第二工場について

弊社では、第一工場から車で約3分の場所に第二工場があります。第二工場には、小丸炉3台・中型角炉3台の熱処理炉の設備があります。

小丸炉の有効寸法は、Φ850✕1,350mm。使用するバスケットの寸法は、Φ760✕620mm✕2段。形状にもよりますが、約300Kgまで処理が可能です。小丸炉では、小さなネジやシャフトなど、ほぼ毎日処理を行なっております。試作品や数量が少ない場合などには小丸炉を使用しています。

中型角炉の有効寸法は、W1,500✕H1,830✕L2,000mm 2台。W1,500✕H1,830✕L2,400mm 1台。使用しているパレテーナ(網パレット)は、W1,200✕H900✕L1,000✕4パレットです。中型角炉では、ダイキャストのADC12材の車の部品のT5処理を毎日行なっております。第二工場では、主にT5品の処理を行なっております。

工場内に大型ウイングトラックも入れますので、雨の日の積込みも心配ありません。第二工場の工場見学もいつでも出来ますのでお気軽にご連絡いただければ幸いです。

宜しくお願い致します。

2017.06.14
熱処理による変形について

アルミニウムの熱処理を行うときに、製品が変形する場合があります。同じ材質でも形状の違いのよって変形の程度はことなります。

例えば、丸い物が楕円状になってしまったり、棒状やパイプ形状のものが曲がってしまったりすることがあります。

見た目では変形がわからない物から、パッと見ただけで変形を確認できるものもあります。

弊社では、熱処理を行うときに事前に変形について確認をさせていただく場合があります。変形を防止する方法はいくつかあり、場合によっては通常行う熱処理の規格と異なる方法を行うこともあります。

もちろん、全て事前にご相談をさせていただいたうえで熱処理を進めることにしております。

変形の原因としては、高温で熱処理を行なっているときに、製品に荷重がかかった場合や、溶体化処理直後の水冷却による急冷のときに変形する場合があります。

そのような変形対策に関しましても、いつでもお気軽にご相談をいただければ幸いです。

宜しくお願いいたします。

2017.06.07
アルミ熱処理データの保管について

弊社では、熱処理の作業データ記録については10年保管としております。

保管するデータの内容は、作業日時・温度と時間の記録(チャート紙)・硬さ・作業者などです。

自動車関係などのお客様は10年以上の保管期間を希望されることがありますので、その場合には保管期間を延長しております。

通常は、熱処理後の製品納入時に作業データも一緒に提出することが多いのですが、社内でも記録として保管しております。

硬さの測定数や温度チャートなど、もし必要な作業記録がありましたら、その都度対応させていただいております。

また、硬さの傾向や工程能力指数などを表やグラフにして提出することも可能です。

アルミ熱処理に関するご要望等がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。