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梅の花

2014.03.27
梅の花

梅の花

梅の花

梅の花

弊社の駐車場にある梅の木の花が満開です。

桜が咲く前に春を感じさせてくれる綺麗な花の写真を撮影してみました。

毎年、梅の実も楽しむことができます。

アルミニウムの熱処理とは関係の無い内容ですが、良い雰囲気の中で仕事をするのもいいと思います。

群馬は来週ぐらいには桜の花も咲きそうで、だんだんと暖かくなってきています。

夏の工場の中は暑いので大変ですが、今頃の季節は過ごしやすくなっています。

弊社は今後もアルミニウムの熱処理において高品質を維持すると共に、お客様に喜んでいただけるように努めてまいります。

御質問等もいつでもお受けしておりますので、よろしくお願いいたします。

2014.03.20
昇温時間と保持時間について

アルミニウムだけではなく、他の熱処理についても同様ですが、

「昇温時間+保持時間=加熱時間」

ということが言えます。

昇温時間というのは、例えば500℃で熱処理を行う場合に、500℃に到達するまでの時間です。

保持時間というのは、500℃で5時間保持する場合に、500℃に達してからその温度でキープを続けた時間です。

表記としては、500℃×5Hとしています。また、公差は一般的には±5℃ですので、500±5℃×5Hとする場合もあります。

連続炉と違ってバッチ式の炉の場合には、加熱された製品を炉から取り出した後に別の製品を入れます。

そのため、すでに炉が充分に暖まっているところに製品を入れることになりますので、製品を入れた時の炉内温度は300℃前後ぐらいになり、そこから更に加熱します。

それと違う場合で、炉の温度が上がっていない場合には室温から加熱することになります。

前者の場合には500℃に到達する時間が早くなり、後者の場合には遅くなります。

熱処理の場合、「保持時間」は常に一定ですが、「昇温時間」は状況によって変化します。そのため、トータルの「加熱時間」も変わります。

昇温時間の変化による製品への影響ですが、例えば水をゆっくりと冷やしても早く冷やしても0℃以下にならないと氷になりません。(気圧等は考慮しない場合)

極端な話、500℃±5℃の場合に400℃の温度で保持を行っても硬さが出ないということになります。480℃ぐらいでしたら鋳物であれば硬さは出そうですが。

そのようなわけで、昇温時間が変わっても製品への影響はありません。重要なのは保持時間となります。

アルミ熱処理で不明な点などございましたら、いつでもご相談をしていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

2014.03.13
焼入れ遅れについて

「焼入れ遅れ」という言葉は、炉の中で加熱された製品を冷却するときに、どのぐらいのスピードで急冷したかを知るときに使います。

例えば、炉から出た製品が水槽の中に完全に入るまでの時間が30秒だとすると、「焼き入れ遅れは30秒」という表現になります。

高温から急冷するときに問題となるのは、急冷の時間が遅いと冷却の効果が無くなり、目的の品質に至らない点です。熱処理製品の場合には、硬さが問題になります。

アルミニウムの熱処理の場合、高温から急冷するのは「溶体化処理」と呼ぶため、「焼入れ」という表現を使わないことが多いのですが、作業工程としては鉄の焼入れと同じように見えますので、焼入れと呼ぶ場合も多くあります。

焼入れ遅れの時間の測定のやり方についてはメーカーによって違います。

炉の蓋を開けた瞬間から計る場合や、製品を炉から取り出し始めたタイミングから計る場合があります。

水槽に入れて冷却する場合には、製品が完全に水の中に入ったところまでの時間を測定するのが一般的です。

いずれにせよ、常に一定の作業を行うための目安になるためなので、測定をやりやすい方法を使うということで問題はありません。

弊社の場合には、炉の蓋を開けるスイッチを押すと工場の壁にある大きな表示のストップウォッチのスイッチが入りますので、それを見て確認をしています。

焼き入れ遅れについては、作業標準書に記載する場合としない場合がありますが、書いていない場合でも60秒以内には水没しています。

実際には、水没までに何秒かかったかというよりも、水没したときに製品がどのくらいの温度になっているかということです。

もし、500℃で加熱保持された製品を水没するときに490℃以上という規格があった場合に、例えば水冷までに2分間かかったとしても規格を満たしていれば問題ありません。

焼入れ遅れの時間の規定は、冷却時の製品の温度との相関関係で決定されます。

通常、アルミニウム製品の場合には鋳物よりも鍛造品の方が早く冷却をする必要があります。

焼き入れ遅れなど、アルミニウムの熱処理に関するご質問がございましたら、いつでもご連絡をいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

2014.03.06
実体(実態)測定について

アルミニウムの熱処理において、加熱された炉の中の製品の温度を直接測定することがあります。

それは実体測定、実態測定、物温測定と色々な呼び方がありますが、測温センサー(熱電対:ねつでんつい)の先端部分をアルミ製品に穴をあけて差し込み、その製品自体の温度を測定する方法です。

熱電対を差し込む穴は直径約2ミリ程度で、それが動いたり抜けたりしないように固定をしてから炉の中に入れ、その線を炉外まで出してロガー装置に接続します。

測定は通常は1分に1回のデータを取得し、CSV形式で記録されます。その後、平均値や最大値などを集計したり、わかりやすいようにグラフにしたりという作業を行います。

上記の作業はお客様より依頼を受けて行います。製品ごとに測定の作業が異なりますので、その都度、御見積りをさせていただいております。

また、すでに測定機器をお持ちで、それを持ち込んで測定したいというお客様がいらっしゃいましたら、それも可能です。

ご不明な点などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。