0276-86-6475

御見積の運賃について

2012.09.27
御見積の運賃について

アルミ熱処理の御見積をさせていただくときに、基本的には運賃は別途とさせていただいております。

荷姿と重量と場所が事前にわかる場合には、御見積の中に含めることも可能です。

どちらかというと、新規のアルミ製品の御見積のご依頼が多いため、荷姿が決まっていない場合の方が多くあります。

ポリ容器なのか網カゴか、製品を何個入れるかなどを決める前に、「とりあえずアルミ熱処理の価格だけ知りたい」というときには、運賃は考慮せずに御見積いたします。

弊社は群馬県ですが、群馬県内のお客様と、例えば九州のお客様でも、同じ製品であれば運賃以外は同じ御見積になります。

また、運送業者のご指定や自社便などのご要望についても対応しておりますので、何かご希望などがございましたら対応しておりますのでご連絡いただければと思います。

早朝や夜間の納品・引き取りにつきましても、ご希望によって対応することも可能です。急ぎの熱処理についてもご相談いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

2012.09.20
実体試験について

今週も、新しい製品の実体試験をいくつか行なっています。

品物をまとまった形(重ねた形)で入れるか、あるいはひとつひとつ離して置くかによっても、だいぶ製品の温度の状況が変わってきます。

炉の中にたくさん入れた場合と少ない場合も状況が変わります。

溶体化処理は、詰め方によって製品の温度のバラツキが出てきます。

弊社の炉は、空炉であれば500℃でも±3℃ですが、実際に製品を入れたときには、入れ方が良くないと±10?20℃ぐらいになるときもあります。

炉内の温度分布が良くないときには、詰め方や数量を変更して再び実体測定をします。

雰囲気温度だけで測定していると温度は良いのですが、実際に炉の中の製品のバラツキは実体温度を測定してみないとわかりません。

そして実体試験を数回行なって、最適なアルミ熱処理の方法を考えます。

小さな製品や、1個だけの場合には、従来の製品と同じ温度条件の場合には一緒に熱処理とすることができますので、よろしくお願いいたします。

 

2012.09.14
アルミニウム合金の熱処理

「アルミ熱処理」と呼ばれることが一般的ですが、正確には「アルミニウム合金の熱処理」ということになります。

アルミニウム合金には、シリコンや鉄、銅、マグネシウムなどが含まれており、その配合比率によって特性が変わってきます。

アルミニウム合金に含まれる成分によって、熱処理をしても強度が変わらないものもありますし、熱処理の温度や時間も変わります。

また、6063や7000系の三元合金(Cuを含まないもの)に関しては空冷でも大丈夫ですが、6061や2000系、Cuを含有した7000系は冷却のときのスピード(焼き入れ遅れ)が遅いと十分な硬さが出ないという特徴もあります。

そして、素材によって熱処理炉への詰め方なども変わってきます。

弊社では、様々なアルミニウム合金の熱処理の依頼がありますので、それぞれの特徴を活かした熱処理を行なっています。

製品の形状に関しては、毎年色々なものが開発されていますので、熱処理方法も従来のやり方ではうまくいかないときもあります。

形状によってはお客様と打ち合わせをして、試作を行いながら量産方法を決めていきます。

どのような形状のアルミニウム製品でも、1個から相談を受けています。相談や見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。

2012.09.06
アルミニウム合金の強度と熱処理

弊社は、アルミニウム合金の強度に関わる熱処理を行なっています。

熱処理によって、素材を硬くしたり柔らかくしたり、歪みを除去することができます。

アルミニウム合金は配合によって様々な種類があり、熱処理をすることで硬くなるアルミニウム合金と、そうならないものがあります。

アルミニウム合金の硬さを増すための熱処理は、質別記号でT4・T6・T7が一般的です。そして、材質によって温度や硬さの規格が決まっています。

T4は、溶体化処理後に焼入れを行なってから自然時効させる熱処理です。溶体化処理というのはアルミ合金によって違いますが、だいたい500℃前後で数時間キープをすることです。そしてそのあとで急冷をします。

少し難しい用語では、溶体化処理は「均一固溶体」を得るために行い、焼き入れは「過飽和固溶体」を得るために行います。

T6は、焼入れ後に人工時効硬化処理を行なって「析出硬化」を得ます。T4の場合はあえて熱を加えないので「自然時効」と呼ばれます。「人工時効」は、200℃前後で数時間加熱します。

T7は「過時効」と呼ばれ、耐剥離腐食性や耐応力腐食割れ性の向上を目的として時効時間を長くしたものです。硬さのピークより更に長く熱処理を行うため、硬さはT6よりも低くなります。

その他の熱処理としては、高温から急冷をしないで歪み取りを目的としたものや、プレスの前などに素材を柔らかくするための熱処理もあります。

アルミ熱処理は、それぞれに特徴があり、やり方も違います。

焼入れについては、弊社では歪みが少なくなる空冷のエアブローも行なっています。単に冷却するだけですと扇風機を当てれば良いのですが、急冷に近い状態にするには扇風機では熱を効果的に奪うことができませんので、別の方法で行います。

他にもアルミ熱処理に関するノウハウは色々とありますので、何かご質問等がございましたらいつでもお問い合わせをいただければと思います。

よろしくお願いいたします。