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製品の積み下ろしについて

2023.11.29
製品の積み下ろしについて

弊社では、アルミニウム製品の熱処理をご依頼をいただいた場合、自社のトラックで納品・引取りにお伺いする場合と、お客様に直接持ち込み・引取りをしていただく方法があります。

お客様が、トラックで製品をお持ちいただいた際は、弊社のスタッフがフォークリフトや、手降ろしにて製品の積み下ろしに対応させていただいております。

特殊な載せ方や、お客様ご自身で積み下ろしを行いたいという場合にはフォークリフトを使っていただくことも可能です。

また、雨の降っている時などは製品が濡れないように、工場内にトラックを入れていただき、そこで積み下ろし作業を行うこともあります。

お客様に、指示をいただけれは荷台にシートをかけたりするお手伝いもさせていただいております。

雨の日と同様に、フォークリフトでの積み下ろしよりも、クレーンを使用した場合の方が適している際も工場内にトラックを入れてもらっております。

アルミニウムの熱処理などで、ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)

2023.11.22
硬さ試験機について

アルミニウムの熱処理の合否判断のひとつに硬さ測定があります。

弊社では、ブリネル(HB)試験機とロックウェル(HRB)試験機を使用して硬さ測定を行っております。

ブリネル(HB)試験機は、10㎜の鋼球を500kgの重さで押し付けて出来たくぼみの直径を専用の拡大鏡で測定し、換算表から硬さを求めます。

 

 

 

 

(ブリネル試験機)

 

 

 

ロックウェル(HRB)試験機は、小さな球を製品に押し当てて出来たくぼみの深さを求める方法です。

 

 

 

 

(ロックウェル試験機)

 

 

 

しかし、製品の形状によって試験機にうまくセット出来ない場合や製品が大きすぎて測定出来ない場合があります。

そのような場合、弊社ではブリネル式のハンディタイプの硬さ試験機を使用して測定しております。ハンディタイプの試験機は、試験機の検定が受けられないものなので、あくまでも参考値の扱いになります。ただ、試験片で精度を確認し、ブリネル試験機との比較も行っておりますが、特に問題ございません。製品に測定痕が付いてしまうと困ってしまうお客様もいらっしゃるので、測定方法や測定場所など事前に確認させていただいております。

 

 

 

(ハンディタイプのブリネル試験機・拡大鏡)

 

 

 

 

アルミニウムの熱処理や硬さについてなどご質問やお困りの事がございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)

 

 

 

 

2023.11.15
アルミ熱処理炉と治具の寸法について その⑤

今回でシリーズ5回目です。

先日、お客様の問い合わせで大きな製品の熱処理が可能か炉の寸法を知りたいと連絡がありました。

弊社で一番大きな炉は。箱型、流気式電気炉で180kWです。

有効寸法が、W2000×H1,500×Ⅼ3,500mm

T4、T6熱処理使用治具寸法 W2000×H1,150×L2,500mmで少し狭くなります。

T5、焼鈍などは、W2,000×H1,400×L3,500mmになります。

またクレーンの耐荷重の関係で製品と治具を合わせて2トン未満となります。

今までの実績としてはT5や、焼鈍、などの熱処理に使用されることが多いようです。

アルミ熱処理について気になる点などございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

(記事作成 丸山)

2023.11.08
品質月間

 

 

毎年11月は品質月間です。2023年の今年は第64回になります。

弊社でも工場に旗を掲示しており、11月からはスタッフ全員バッジをつけて作業をしております。

日頃より、品質の維持と向上を意識しながら作業を行っておりますが、このような機会にもう一度品質への取り組み方や、作業のやり方などを見直していこうと思います。

アルミニウムの熱処理の場合には硬さを規格内に入れる事はもちろん、製品へのキズや打痕の他に熱処理炉内の温度分布にも注意をむけていかなくてはなりません。

そのため、毎日の打ち合わせや、勉強会などを随時行い、品質の維持、向上に取り組んでいます。

アルミニウムの熱処理などでご質問がございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

宜しくお願い致します。

(記事作成 高野)

2023.11.01
アルミ製品を雨に濡らさないこと

アルミニウムの熱処理を行うために、お客様から大事な製品をお預かりします。

トラックへの積み下ろしのときなどに雨が降っているときにはシートをかけて保護を行います。

また、一時的に工場の外に製品を置くことがありますが、雨が振りそうなときには工場内に搬入します。

アルミ鋳物の場合は特に雨に濡れると製品の色が黒くなることがあります。

T4、T6、T7の熱処理を行うときには急冷をするために水槽に入れますが、その後すぐに人工時効硬化処理の工程に進みますので、濡れていてもすぐに乾燥されます。

しかし、雨に濡れてしまうと変色するため、製品を濡らさないように普段から取り扱いには充分に気をつけています。

アルミニウムの熱処理に関して、何かご質問がございましたら、いつでもお気軽にご連絡をいただければ幸いです。

また、弊社の熱処理設備はアルミニウム以外にも対応出来ますので、それについてのお問い合わせも歓迎しています。

よろしくお願い致します。

 

(記事作成:森)