2021.04.07
熱処理炉のメンテナンスについて
弊社で使用している電気炉はすべて自社製になります。熱処理時に使用する治具なども社内で製作をし、炉のメンテナンスや修理など出来る事は社内で行っております。
先日、第一工場にある大丸炉8台のうち2台のベアリング交換を行いました。ベアリングが古くなってくると炉を使用した時に音が出てきてしまいます。溶体化処理を行う炉は約1年・時効硬化処理を行う炉は約4~5年ほどで交換になります。
ベアリングとは、軸受と呼ばれる部品です。ベアリングは、回転する軸と回転を支える部分との間に使用されます。摩擦を少なくし回転をなめらかにしてくれる部品です。
グリスまみれになってしまい、2人がかりで交換作業は大変ですが、交換後は音も静かになりました。自分達で出来る事は何でもチャレンジして、たくさんのノウハウを身につける事が出来ております。これからも、お客様に喜んでいただけるようにアルミニウム熱処理を行っていきたいと思っております。アルミニウム熱処理のご相談などございましたらご連絡いただければ幸いです。宜しくお願いします。