2024.11.27
加工のタイミングについて
アルミニウムの熱処理は、製品を作る工程の中の1部になります。
熱処理のタイミングは、前工程と後工程によって異なります。
例えば、焼鈍処理をして製品を軟らかくしてから加工を行い、その後で強度を出すためにT6処理を行ってから、仕上げの加工を行ったりします。
通常は、熱処理の後で加工をするお客様が多いです。
T6熱処理の場合、溶体化処理の水冷時には製品が軟らかくなっている為、加工後の製品ではキズやダコンなどが発生しやすいので、キズ防止対策も必要になります。
熱処理工程のなかで、加工というと主に矯正作業などがあります。
T6処理の場合には、溶体化処理の水冷直後に矯正作業を行い製品が硬くなる前(4時間くらい)に矯正を終らせます。
T5処理の場合には、熱処理前に矯正作業を行って良いように感じますが、熱処理前に矯正をしてしまうと応力除去の関係で寸法が変化してしまう場合がありますので熱処理後に矯正を行います。
このように、どのタイミングで加工をするかということもありますので、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成 横田)
2024.11.20
花壇の花を植え替えました。
先日、事務所前の花壇の植替えを社長と事務長が行ってくれました。弊社では、年2回ほど、知り合いのお花屋さんから安く購入させていただいております。
今回のお花は、「パンジーかな?」「ビオラかな?」どっちだ?と思い、調べてみました。
パンジーは、直径4~10cm 花数が少ない。ビオラは、直径2~4cm 花数が多く、もりもり咲く。パンジー・ビオラは寒さに強く、雪に埋まったり強い寒風に当たったりしても暖かくなれば復活する。と書いてありました。調べてから、他のスタッフともう一度見て、ビオラかもね。という事になりました。
どちらの花にせよ、事務所前にかわいく綺麗なお花があると社内の雰囲気も明るくなり、気持ち良く仕事が出来ますし、お客様が来社された際、少しでも気持ち良くなっていただければと思います。
ここの所、お問合せをいただいた近隣のお客様がアルミニウムの熱処理について相談にのってほしい。と来社されたり、アルミニウムの熱処理の打合せと工場見学したい。といったお客様が来社されたりしております。また、熱処理の時に立ち合いされたりしております。弊社で、工場見学や熱処理の時の立ち合いなどいつでも大歓迎です。
アルミニウムの熱処理でお困りな事などございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。宜しくお願い致します。
(記事作成 堀越)
2024.11.13
アルマイト処理について
弊社はアルミニウムの熱処理を専門としていますが、たまにアルマイト処理についての問い合わせをいただくことがあります。
アルマイト処理については、近隣に専門の会社がいくつかありまして、その中で以前から連絡を取り合っている会社もあります。
基本的には、その会社を紹介していますのでダイレクトに取引を行っていただければと思います。
ただ、場合によっては「熱処理と合わせてすべてを任せたい」という要望もありますので、そのときには弊社でとりまとめを行います。
ただ、アルマイト処理については詳しくはないので、被膜の厚さや色具合いなどは弊社を通しての打ち合わせとなります。そのため、少し時間がかかるのと、費用についてもいただくようになります。
アルミの熱処理を行ってからアルマイト処理を行い、そのままお客様にお送りするルートとしては、スムーズに行うことが出来ます。弊社としては、受注の形態はどちらでも大丈夫です。
他には、バリ取りやショットピーニング、ショットブラスト、サンドブラスト、バフ研磨なども同様です。
アルミニウムの熱処理や、関連する加工についてのお問い合わせは随時受けておりますので、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成:森)
2024.11.06
品質月間
毎年11月は品質月間です。
2024年の今年は第65回になります。
弊社でも、工場内に旗を掲示しており、11月からはスタッフ全員バッジをつけて作業をおこなっております。
日頃より、品質の維持と向上を意識しながら作業をおこなっておりますが、このような機会にもう1度品質への取り組み方や作業のやり方などを見直していこうと思います。
弊社では、主にアルミニウムの熱処理をおこなっており、製品の硬さを規格内に入れる事はもちろん、キズや打痕の他に熱処理炉内の温度分布にも注意をしなくてはなりません。
その為、勉強会などをおこない品質の維持・向上に取り組んでいます。
アルミニウムの熱処理について、ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
(記事作成 横田)