2014.04.03
アルミニウムの比熱について
比熱容量について、Wikipediaから引用します。
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比熱容量(ひねつようりょう、英語:specific heat capacity)とは、圧力または体積一定の条件で、単位質量の物質を単位温度上げるのに必要な熱量のこと。単位は J kg−1 K−1 もしくは J g−1 K−1 が用いられる。水の比熱容量(18℃)は、1 cal g−1 K−1 = 4.184×103 J kg−1 K−1 である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E7%86%B1%E5%AE%B9%E9%87%8F
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そして、同様にWikipediaの比熱容量の比較を見ますと、
鉄 444
アルミニウム 900
となっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E7%86%B1%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83
そうしますと、温度を上げるために必要な熱量は鉄よりもアルミニウムの方が大きいということになります。約2倍です。
つまり、アルミニウムは鉄に比べて温まりにくく冷めにくいということになります。
アルミ熱処理の場合、鉄の熱処理と違う点がいくつかありますが、比熱も考慮する必要があります。
どのように加熱し、どのように冷ますかなどのノウハウも違ってきます。
弊社はアルミニウム熱処理の専門メーカーですので、アルミ熱処理について何かお聞きになりたいことがございましたら、いつでもご連絡をいただければお答えいたします。
弊社にご注文を出す予定の無いメーカー様でも大丈夫です。色々な技術者様からのお問い合わせもございますので、お気軽にお問い合わせしていただければと思います。