2016.01.20
熱処理の量産試作について
弊社ではアルミ熱処理が量産になる前に、試作品やダミー品を使用して実体温度測定を行ない温度分布を確認します。
温度分布が思わしくない場合には、炉内への製品のセット方法を変更し、改めて実体温度測定を行ないます。
そして、実体試験の結果を見て量産の時の熱処理条件を決定します。
従って、量産時には製品のセット方法・荷姿・処理温度と保持時間を決定し、それに基づいて作成した作業標準に沿って作業を進めます。
また、コストダウンのために、どこまで処理温度を低くできるか、保持時間を短くする事ができるか等の試験も行なっております。
お客さまの御要望に応じた、アルミ熱処理の最適化などの御相談もお受けしておりますので、宜しくお願いいたします。