2016.03.09
実体温度測定について
試作品や量産を想定して熱処理を行う際、実体温度測定を行う事が良くあります。
実体温度測定とは、製品に穴を空け熱電対の先端を差し込んで抜けないように固定し、データロガーを使用して実際の製品の温度を測定します。
お客様のご依頼や処理する数量にもよりますが、通常12点ぐらいを1分ごとに測定記録します。
測定した温度データを元に、治具への詰め方や熱処理条件(設定温度、保持時間)をお客様と検討し、昇温時間の短縮や、温度分布のバラツキが少なくなる様に改善していきます。
また、測定した温度データはエクセルデータとグラフにしてお客様にお渡ししています。
アルミニウムの熱処理に関するお問い合わせについては、いつでもお気軽にご連絡いただければ幸いです。