2017.05.17
バッチ式と連続式について
アルミニウムに限らず、熱処理を行う場合には、「バッチ式」と言われるものと「連続式」と言われるものがあります。
バッチ式というのは、ひとつのカゴなどに製品をいれて熱処理を行う方法です・
連続式は、ベルトコンベアーなどの上に製品を置き、製品が炉の中を通過しながら加熱される炉です。
連続式の炉の場合は常に同じ温度で同じ時間に設定されますので、一種類の製品を大量に処理する場合に向いています。
バッチ式の場合は、熱処理をするたびにフタをあけて製品を取り出すため、炉内温度が下がったりと効率は良くないのですが、毎回違う温度、時間に設定する事が可能な為多品種の熱処理に向いています。
また熱処理用の治具にも、色々と工夫して最適な詰め方にする自由さもあります。
弊社の設備はすべてバッチ式の電気炉ですので、熱処理条件を色々変えて試験を行う事も可能ですので、お気軽にご相談していただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。