2019.09.18
ISO9001の認証機関の変更について
ISO9001の認証機関を変更いたしました。
新しい認証機関は、
JIA-QAセンター(日本ガス機器検査協会)様になります。
以前の認証機関はとてもやりやすく色々とスムーズだったのですが、知人からの紹介でこちらに変更することといたしました。
弊社は現在、ISO14001の認証取得に向けての活動を行っていますが、まずはすでに取得しているISO9001の認証の変更を行いました。
弊社はISO9001は2006年3月14日に取得しています。当時と比べると、現在の規格は色々と変わっています。
大きな特徴としては、「なんでも紙に記録しなければならない」ということも無くなりましたし、「手順書をすべて詳細に作らなければならない」ということもなくなりました。これは、ある程度の手順を決めておいて、出来栄えについて文書にすることが難しいものは「力量」という評価体制ができるようになりました。
例えば、仕上げのやり方、スムーズさ、作業するときにコストを気にしているか、安全に気をつけているか、雨の日や晴れの日で作業が違うか、その場合には温度や湿度の基準があるか、など文書に全部を網羅するのはさすがに無理な場合には「上司が、この人が関わったものは出荷しても大丈夫」というお墨付きを与えれば良いということで現実的になっていると思います。
また、2015年版では「リスクと機会」という考え方が入りました。それ以前は「コストダウン」については触れられていなかったので特に気にしないでも良かったのですが、実際の製造業の現場はどちらかというと「コストダウン」は重要です。
そんな中で、「リスクと機会」として他社との競合や販売チャンスなどを考えながら「コストダウン」もしっかり考えていくシステムになっているので全体的に一貫思想になった気がします。
そんな中、弊社はエコアクション21の認証は受けているのですが、ISO14001を取得するとISO9001との連携が強まるために管理もスムーズではないかと思い、審査を受けることにしました。
ISO9001と同時に審査を受けると費用も多少は安くなりますので、日程をそれに合わせて最初の審査を受ける予定です。
アルミニウムの熱処理や、ISO関連のご質問等もございましたら、いつでもお気軽にご連絡をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。