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焼鈍処理について

2025.06.25
焼鈍処理について

ここの所、「焼鈍処理」のお問合せが増えております。

焼鈍処理は、「焼きなまし」や「O材処理」とも言われております。

材質によって異なりますが、「345~415℃」くらいの温度で熱処理を行います。熱処理を行う事で硬さが柔らかくなります。その他、応力除去もされるので加工前に焼鈍処理を行い、製品を柔らかくする目的などで熱処理を行うお客様が多いです。

お問合せをいただいたお客様も曲げ加工を行うと割れてしまうそうでご相談をいただきました。そこで345℃で熱処理を行う材質でしたが、柔らかすぎても駄目という事で何回か様々な温度でテストを行い、最適な温度が決まり、量産をさせていただく事になりました。

お客様指定の温度条件がある場合には、その温度で熱処理をさせていただきます。焼鈍処理を行い、お客様で加工していただいた後に強度アップの為のT4・T6熱処理を行う事も可能です。

アルミニウム熱処理でお困りな事がございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)