2025.10.22
角型炉を修理しました。
弊社で活躍中の角型炉ですが、内部の修理を行いました。
該当箇所は「マッフル」と呼んでいる板です。
炉内の壁に設置してあるヒーターの熱が製品に直接当たらないようにするための遮蔽板ですが、炉内の空気を循環するための整流板の役目もあります。
入口付近に少し隙間があったため、中のマッフルを移動しようとしたところ、うまく移動できないので補修しました。
炉内の入口の下のところも隙間があったため、保温材を新しくしました。
炉によっては、お客様から指定されていて、変更前に相談をして許可をいただき、補修後に実体試験などを行ってから今後の対応を考えるのですが、今回の炉は指定外でしたので弊社の判断で行いました。
写真はこちらです。
炉の扉の横の側面の銀色の板がマッフルですが、わかりにくいかもしれません。
それと、天井部にある熱電対はダブルだったのですが、記録計には1点だけを記録していました。
確認用にダブルで使うことにして、その配線も行いました。
色々とメンテナンスを行いながら、熱処理を行っております。
ご質問、ご要望等がございましたら、いつでもご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
(記事作成:森)


