2026.03.25
再熱処理について
アルミニウム熱処理についての、お問い合わせの中で「再熱処理」について教えて欲しいというご質問を受けることがあります。
再熱処理は、主にT6処理した製品に、再度T6処理をおこなうことです。
T6処理とは、約450℃~530℃くらいで溶体化処理した後に急冷(水冷)して、その後人工時効硬化処理をおこないます。
お問い合わせで多いのは、T6処理してある材料を購入したが、加工したら柔らかくなってしまった、T6処理を2回やるとどうなるのかなどです。
経験的には、2回T6処理をおこなうと製品の表面の色が少し黒っぽくなりますが、硬さはほぼ同じです。
3回目以降はさらに黒っぽく変色していき、硬さも少しずつ低下していきます。
熱処理条件を決める際に、ダミー品などをお借りして何度も同じ製品の熱処理を繰り返すとどんどん製品の色が黒くなっていきます。
硬さが低下していく理由は、何度も熱を加えることで、製品のマグネシウムの成分が抜けてしまうと言われております。
アルミニウム熱処理について、ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成 横田)

