2026.10.14
ISOの統合を進めています。
弊社はアルミニウムを中心に熱処理を行っています。
現在はISO9001とISO14001の認証を取得しています。それぞれ、別の時期に取得したのでマニュアルは別々に作成しています。
数年前にふたつの規格の項目が整理されたことにより、ふたつの規格のマニュアルの中で重複する部分が出てきました。
1年に1回の更新審査のときに、このふたつの規格を統合しておくと審査の時間が少し短縮されて費用も安くなると聞いていたのですが、なかなか手を付けられない状況でした。
しかし、生成AI の普及により書類の作成が劇的に変化したため、ISOの統合作業も生成AIの助けを借りて進めることにしました。
実際に作業を行ってみると、確かに便利な点もありますが、困る点もあります。
メリットとしては、ISO9001とISO14001の規格をよく知っている点で、質問をすると回答が得られます。また、書類の作成も行ってもらえます。ふたつの規格のマニュアルを読み込ませて、統合マニュアルの作成まではすぐに出来ます。
ただ、内容をよく見ないと勝手に追加したり、よけいな文章を入れてきたりします。「最も簡易的に作って」というと、本当にさっぱりした書類が出来上がります。しかし、具体性がないためにマニュアルとしては力不足という感じです。
逆に「詳しく作ってください」と言うと、規格書の文章をコピペした上に、注釈のようなものが加えられたりします。結局は自分で全部読み直して作ることになりました。ただ、「項目の漏れ」は無くなる点は便利です。
書類の番号もふたつに分けていたのを統合しています。将来的にはAIに頼めばワードやエクセルの内容を読み取って、番号を振り直してくれそうですが、もう使っていない書類の消去までは出来ないので、やはり最後は手作業になるのかもしれません。
すべての書類を手書きからコンピューターでの入力にすれば、使っていない書類はわかるかもしれませんが、たとえば何年も使っていない書類でも必要だと思うものもあリますので、そういう書類の整理についてはどうなるのかは気になります。保存容量がたくさんあるのであれば、不要な書類は「保留」で取っておけるのですが、やはり不要なものは入れておきたくないという気持ちもあります。
ということで、ISOの品質と環境の統合における全面的な書類の見直しには、かなり長い時間がかかりそうですが、少しずつ進めていきます。
アルミニウムの熱処理に関してのお問い合わせは、いつでも受けておりますのでお気軽にご連絡をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(記事作成:森)

