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焼鈍処理の炉内冷却について

2025.08.20
焼鈍処理の炉内冷却について

アルミニウム熱処理の焼鈍処理(焼なまし)は、材質にもよりますが約350℃から420℃ぐらいでおこないます。

目的としては硬さを軟らかくすることが主な目的で、その後に加工をおこなったりそのまま使用したりします。

例として、420℃に加熱して保持した後は、炉の中でだいたい260℃位になるまで冷ましてから取り出します。

製品によっては、炉内での冷却スピードも重要になりますが、目標とする硬さによっては炉の扉を少しだけ開けて熱を逃がして、少し早めに冷却しても大丈夫な場合もあります。

また、260℃に下がるまで待たずに、300℃位でサンプルとして1~2個取り出して硬さ測定をして、目的の硬さ(軟らかく)になっているようであれば炉からすべての製品を出して自然冷却する事もあります。

炉内冷却中の製品を取り出して硬さ測定するやり方の場合には、製品が暖かいときは軟らかめに測定値が出ますので注意が必要です。

このように色々な方法で熱処理をおこなうのは、やはり長時間の熱処理はコストと納期の問題で、熱処理時間が短縮出来れば費用も安くなるという理由です。

アルミニウム熱処理について、ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)