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アルミ熱処理の処理量について

2019.08.28
アルミ熱処理の処理量について

アルミニウムの熱処理を行いときに、お預かりした製品は電気炉の中に入れます。

そのときに、色々な入れ方がありますが、多くの場合はバスケットに製品を並べて入れています。

丸型炉の場合は、メインの炉は約1,200mmの直径のバスケットを使います。

約500mmの高さのバスケットの場合には、それを3段重ねにして1度に炉の中に入れます。

その1,200×500mmのバスケットは、巾900×長さ1,000×高さ900mmの網カゴに入っている量がちょうど入ります。

つまり、1度の熱処理で、その網カゴが3つ入る量になります。

製品によっては、空間を空けるために隙間をあけて入れることもあります。

小さな丸型炉の場合には、1度に熱処理できるのは先程の例の網カゴでいうと2/3の量になります。

四角い形の製品など、形状によってはうまく入らない場合もありますので、あくまでも参考ということになりますが、だいたいの目安としてはこのような量を1回で熱処理しています。

不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。

よろしくお願いいたします。