2026.05.27
温度調節計・記録計の検査について
弊社はアルミニウムの熱処理を中心として、ご依頼によってはマグネシウムや他の素材の熱処理も行っています。550℃以下で熱処理できるものであれば、特に問題はありません。
その電気炉ですが、温度調節計や温度記録計が正常に動作をしているかどうかについては、定期的に検査を行っています。
弊社は、もともとは電気炉やガス炉、ソルトバスなどの炉を作っているメーカーから熱処理部門が独立した会社です。それなので、他社の熱処理の設備の点検の業務も行っておりました。(現在は社内の点検のみです。)
点検に行うのはYOKOGAWA COMPACT CAL CA100という機械です。これは、温度調節計が正しい温度を表示しているかを調べるもので、熱電対のmW信号を模擬入力して、100℃や500℃などの指示値が正しいかどうかを確認します。
また、温度調節計から出力される制御出力が正しい値を出しているかを測定します。
この機械を使うことで、実際に炉を加熱してテストをする必要がなくなり、効率的に検査を行うことが出来ます。
検査を行う機械のため、これ自体の検査も行う必要があります。それについては外部の計測校正会社に依頼をしています。
この検査は毎年1回行っています。現在は、外部の会社の検査を受ける直前が社内の検定の時期になっていますので、今後は検定から戻ってきたタイミングで社内の検査を行うことを考えています。
だいたい、2月に検査に出しますので、弊社のISO9001の年度が始まる4月頃に合わせるか、あるいはもっと遅いタイミングにするかを検討中です。
いずれにせよ、弊社で使用している温度調節計の正確さと制御出力の正常性、記録性の正確さについては管理しておりますのでご安心いただけます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(記事作成:森)

